タヒチでひとりごと

タヒチ在住者による現地情報をお届け。

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【タヒチ島】タヒチで(たぶん)一番おいしいローストチキンのお店

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タヒチ島で美味しいと評判のローストチキン屋さんがあります。

タヒチではそこそこ有名なのですが、現状では不思議なほどインターネット上に詳しい情報がありません。

今回は、そんなお店の様子をお届けしてみようと思います。

リゾートホテル「マナバスイート」にご宿泊の方には、特にオススメのお店です。


店舗詳細

タヒチ島のプナアウイア市にある「CONCEPT GRILLコンセプト・グリル)」というお店です。

※お店が公式で情報を発信している気配がないので、確認できた範囲でお伝えします。


所在地

↑ ローストチキンのお店自体はグーグルマップに登録されていないので、地図上ではお隣のポリネシア銀行に設定してあります。


冒頭で「マナバスイートにご宿泊の方にオススメ」と書いたのは、ホテルからわずか徒歩1~2分くらいの場所にあるからです。

ホテルから出て右に進みます。ポリネシア銀行の隣、赤い看板のお店です。


持ち帰り専門のお店なので、店内で飲食できる場所がありません。

その点、マナバスイートはほとんどの客室がキッチン付き(スタンダードルームを除く)。

キッチン付きのお部屋なら、テイクアウトしてきたチキンを切り分けて食べるということが可能。

ホテルのレストランで豪華な食事もいいけど、毎食は飽きるなぁ…という場合にも、地元の人に人気のローカルフードをテイクアウトしてきてホッと一息。

タヒチに住んでいるような気分になれるかもしれません。


電話番号

TEL : 74 90 59 もしくは 79 71 30


お店の看板に書かれいている電話番号ですが、残念ながら旧番号です。

どうしても電話をかける必要がある人は、こちら↓を参考にどうぞ。

タヒチの電話番号 ~旧番号と新番号について~

営業時間

売り切れ次第、その日の営業は終了。

この手のお店は、とりあえず行ってみて開いていたら買う、閉まっていたら諦めるというのが正しい利用方法かと…☆


お店の様子

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すでに焼きあがったチキンがショーケースにずらり。


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業務用のローストチキン専用オーブン。


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お品書きは、こんな感じ↑ 。

  • Moyen(モワイヤン)=中

  • Gros(グロ)=大

  • Très gros(トレグロ)=特大

(日によって、サイズの選択肢が減ることもあるようです)

その他は、魚料理や付け合わせなどのサイドメニューです。


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持ち帰りの際は、耐油性のしっかりした専用紙袋に入れてくれます。


実食

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今回は特大を選びました。1600フランです。


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切り分けると、こんな感じ。

(添えてあるグリンピースは自前です)

コンセプト・グリルのローストチキンの特徴は、なんと言ってもしっとり食感!これに尽きます。

絶妙な焼き加減で、普通ならパサつきがちな脂身の少ない部位でもしっとりしていて美味しい。

それでいて、ローストチキン専用オーブンの中で余分な脂が落ちるからか、ギトギト脂っこくないのです。


ソースについて

ソースの味付けは、クレオール風なのだそうです。

基本的には、チキンを入れた紙袋にそのままソースが注がれることになります。

お願いすれば、ソースを別にしてもらうことも可能 ↓。(容器代に別途20フラン必要)

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スパイスがきいていて(←辛くはないです)私は好きですが、子どもが苦手みたいなので、いつも別添えにしてもらいます。


まとめ

ローストチキンなんて焼くだけだから、どこで買っても同じでしょ?と思ったら大間違い。

焼き加減が命!なのです。

タヒチ島内ではスーパーマーケットでもローストチキンは買えますが、たいていパサパサであまり美味しくありません。

コンセプト・グリルのチキンを食べたら、他のお店では買えなくなってしまいました。

地元の人の間で美味しいと評判の専門店のローストチキン、機会があれば一度お試しを (^-^)


本文中に出てきた「マナバスイートリゾートタヒチ」は、大きなインフィニティプールで人気のホテルです。

キッチン付きのお部屋なら、現地に住むようにゆったりと休暇を過ごせます。

美味しいチキンも堪能できますよ♪

マナバ スイート リゾート タヒチを Hotels.com で見てみる

【タヒチ島】La Roulotte Balihai のハンバーガー

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「La Roulotte Balihai(ラ・ルロット・バリハイ)」は、タヒチでは割と新しいハンバーガー屋さん。

名前にある通り、Roulotte(屋台)です。

屋台なんですが、その場で食べるスペースがありません。

配達サービスもないので、持ち帰り専門です。

それでも繁盛しているのは、やはり料理のクオリティが高いからではないかと思います。


店舗情報

fr-fr.facebook.com



所在地

Taunoa, avenue du chef Vairaatoa Pas loin de U express Cécile Papeete


現状、Googleマップに登録されていません(汗)

おおざっぱに言うなら、パペーテ市の Sainte Thérèse 教会のあたりです。

パペーテのフェリー乗り場の向かいの Zizou Bar と教会を結ぶ道(Avenue du chef Vairaatoa)沿いにあります。

海側から山側に進むなら、U express Cécile(スーパー)や、Magic City(楽器店)より少し手前になります。(右側の道路わき)

周辺に車を留めやすいスペースが多いので、専用駐車場がなくてもさほど困りません。


パペーテの中心街から結構離れているので、旅行でタヒチに来られる方にとっては、ややアクセスしにくいお店です。

現地在住の方か、レンタカーで自由に動き回る自信のある方向けかと思います。


電話番号

89 63 71 63


営業時間

  月:18時~21時
火ー金:10時30分~13時30分

悪天候により臨時休業になることもあります。

(利用当日の確認を推奨)


注文したもの

エッグバーガー

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Egg Burger 650 CFP

目玉焼き、玉ねぎ、チーズ、自家製ビーフパティ、レタス、トマト。 

卵の焼き加減(黄身が流れる)、肉の焼き加減(中心がピンク色)が絶妙。

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軽くグリルしてあるのかもしれないですが、玉ねぎは限りなく生に近かったです。

生玉ねぎが苦手な人、お子様は抜いてもらった方がいいかも。

(私は好きだけど、食後にちょっとニオウのが気になる…)

日本のご当地バーガーみたいな印象を持ちました。

ファーストフードではなくて、ちゃんと調理されたハンバーガーというか…。

焼き加減ひとつ取っても、食べる人のことを考えてくれているような感じがします。


ダブルチーズ

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Double Cheese 750 CFP

玉ねぎ、チーズx2、自家製ビーフパティx2、レタス、トマト

自家製ビーフパティは厚みがあります。(マクドナルドの 2.5倍くらい?)

それが2枚含まれている以上、すごい高さになります (^^;)

男性でも大満足の一品かと思いますが、食べにくいのは覚悟しましょう。


しっかりした箱

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大きさは(ふたを閉めた状態で)15 x 15 x 8 cm くらい。

持ち帰り専門だけあって、しっかりした箱に入れてくれます。

移動中にハンバーガーがつぶれてしまう心配は、ほぼありません。

画像は全て持ち帰り後です。ハンバーガーの高さが保たれ、とてもきれいな状態でした。


サイドメニュー

フライドポテト 400 CFP/ソース付き 450 CFP。

ハンバーガーの他に、ホットドッグクレープなどがあります。

品数は少なめですが、わかりやくて良いです。

現状、セットはなく、普通に単品を組み合わせて買います。


まとめ

当日の朝に仕入れるフレッシュな食材使用しているそうで、味も見た目も◎。

特に自家製ビーフパティは、よくあるパサパサした冷凍モノとは違います。しっとりしているのに脂っこくありません。

ジャンクフード感が少なく、ちゃんとした食事を取っている気分になれます (*'▽')

そんな良質なハンバーガーが(タヒチ島においては)ファーストフード店と同等の価格。

町中から外れていても、ちょっと足を延ばしたくなるお店ですね。

カジュアル中華「Restaurant Cécile」の北京ダック【タヒチ島】

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タヒチ島内のレストランレビューです。

今回のお店は、カジュアルな中華。

以前、中華のテイクアウトの話 ↓ に登場したお店です。

www.tahiti-hitorigoto.com



  • 記念日とかではないけど、何となく外食したいな~という時

  • 洗練されていなくていいから、手ごろな価格でちゃんとした食事を取りたい時

  • 野菜をしっかり補給したい時

  • 洋食には飽きた!という時

…などなど、庶民的な中華料理店は意外に重宝します。


いつもはテイクアウトで利用するお店なのですが、今回は珍しく店内で食事しました。 

せっかくなので、テイクアウトしにくい汁物が含まれる北京ダックのコースに初挑戦です。


基本情報

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今のところ、こちらのレストランは公式サイト等が一切ないようです。情報が乏しい…。

よって、基本的にグーグルマップから抜粋した情報になります。


所在地

Restaurant Cécile(セシル)
Avenue Georges Clemenceau, Papeete
TEL : 40 83 88 89


パペーテのママオ地区にあります。旧総合病院よりも、少しパペーテの中心街寄りです。


パペーテの中心街から徒歩で行く場合

  1. カテドラル前の大通りをマクドナルドとは反対の方向に進みます。

  2. すると、Pont de l'Est(ポン・ドゥ・レスト) という大きな円形交差点に出ます。(携帯会社の Vini とタヒチヌイ航空の本社ビルが向かい合っているところ)

  3. 円形交差点を越えてそのまま直進します。しばらく歩くと右手にあります。(MOLOKAI というお店の向かい)

おそらく徒歩15分くらい?ひたすらまっすぐ歩くだけなので、道に迷う心配はありません。


イートイン/テイクアウト

持ち帰りで利用するお客さんがとても多いお店。

店内の食事ができるスペースは、割と空いていることが多いです。


一応、初めて訪れる人のために…

イートインなら、普通に中に入っていけばOKです。(出入口は2か所ありますが、どちらからでも大丈夫)

テイクアウトの場合は、外で注文したあと、店内のレジにお金を払いに行って、再び外で待つ…というシステムです。


営業時間

  • 月曜-土曜:10時30分~14時、17時30分~21時

  • 日曜:17時30分~21時



価格帯

おおまかに言うと、1200~1600フランくらいの料理が大半です。(2018年10月のレートで、約1330~1770円)

2000フランを越える料理は少数派。アヒルを丸ごと使用する料理に限っては、7000フラン位になりますが。


注意点がひとつ。Assortiment (nems, samousas, taro) は避けたほうがいいです。

揚げ物の盛り合わせ(春巻・サモサ・タロイモコロッケ)なのですが、なぜかこの一皿だけは価格の割に量が少なくて、すごい割高感…。

チャレンジャーなので、一度試しに注文してみて撃沈 (^^;) ←お店の人にも「やめといたほうがいい」と言われたんですが(笑)


ちなみに、1.5L の水 (Vaimato) が400フラン(同、約440円)、持ち帰り容器は1個50フラン(同、約55円)でした。


お店の雰囲気

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カジュアルなお店なので、内装に豪華さを求めてはいけません。

地味だけど、さっぱりとした清潔感。それで十分だと思います。


サービス・対応

カジュアルなお店なので、神対応を求めてはいけません。

でも、ウェイトレスさんは何かとお願いすればサクサク動いてくれますし、対応は悪くないです。

毎回すごく助かるのは、注文してから料理が提供されるまでの待ち時間が短いこと。これは、持ち帰りの場合も同様です。

「そもそも、中華料理ってスピーディに調理するものでは?」と思う方がおられるかもしれません。

でも、その考えはタヒチでは通用しません…。

かな~り長く待たされる中華料理店を今まで何軒見てきたことか…。(←たぶん段取りが悪い)

セシルさんは、超せっかちな相方さんが全くイライラしない貴重なお店です (・∀・)


子ども連れの可否

カジュアルなお店なので、もちろんOK。

地元の人にとって、子連れでも気軽に立ち寄れるファミレスのような存在なのかも。


今回注文したもの

フライドポテト

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フライドポテト 500フラン(同、約550円)

全員が腹ペコ状態だったので、とりあえずフライドポテトを注文。料理を待ちながらつまむことにしました。

ちゃんとした中華料理店では、フライドポテトなんて出さないかもしれません。でもここは、大衆中華。何でもありです。

ちなみに、裏メニューではなく、ちゃんとメニュー表に載っています (*'▽')

お客さんからの要望が多くて定番化したらしいです。中華料理屋なのに…(笑)


北京ダック

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今回は、メニュー表も見ずに、北京ダック一択!

「何人前」と注文するのではなく、アヒル1羽分で7000フラン(同、約7750円)。

それをみんなでシェアして食べる感じです。人数との兼ね合いで量が足りないようなら2羽以上頼むか、単品料理で補いましょう。

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キュウリとネギの細切り、アヒルの皮をソースと一緒に包んでいただきます。

本来は、皮のパリパリ食感が命。でも、こちらのお店の北京ダックは柔らか食感です。

相方さんの友人が言うには、「パリパリの本格的な北京ダックは、タヒチには存在しない」とのこと。

つまり、タヒチ島のもっと高級な店で食べても大差ないということですね。

そして、こちらの北京ダックは、皮に結構お肉が付いた状態の削ぎ切りです。(意図的なタヒチ人向けアレンジ?)

包むための白いクレープもやや厚め。(モッチリ・ふんわりしていて、これはこれで美味しい)

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ソースに関しては、通常、甜麺醤ベースの甘いものが定番です。

こちらのお店は、そこにゴマを投入という大胆なアレンジ。

北京ダックのソースとしては、ちょっと意表をつく味。(でも、ゴマ好きには嬉しい)

…という感じで、本格的な北京ダックとは異なる点がチラホラ見受けられます。

あくまで大衆向けのお店。本場レベルを求めてはいけません。

北京ダック方式で食べるアヒルのロースト」と思えば良いのではないかと。

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アヒルを切り分けた後に残る骨の部分をスープにしてくれます。

良い出汁がでていてホッとする味わい。野菜もたっぷり入っているのが嬉しい。

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大部分のお肉は炒め物にしてくれます。

ブロッコリー、ニンジン、小松菜、キャベツ、カシューナッツが入っていました。


まとめ

北京ダックを注文すると、一羽丸ごとをコース形式に出してくれます。

スープと炒め物込みで7000フランです。

数人でシェアすることを考えると、コスパはそんなに悪くないと思うのです。

そして、プチ贅沢気分が味わえますよ (・∀・)/

このコース内容で物足りなければ、ご飯ものや麺類などを単品で注文すると良いでしょう。

私たちはフライドポテトを食べていたので十分な量でした。

結局、大人2人+子ども2人で食べきれず。炒め物のほとんど&北京ダックの一部を持ち帰ったほどです。

なかなか家では再現しにくい料理でもありますし、かなり満足のいく外食になりました♪

南国フレーバー目白押し!タヒチで買える地元産アイスと私のイチオシ

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普段食べているタヒチ産アイスクリームの数々。パッケージが貧弱だったり、野暮ったかったりするけど、中身は結構美味しかったりします。

原材料が良質なのか、何度もリピートして日常的に食べたくなる素朴な味です。

南国ならではのフレーバーが豊富なのも魅力。お勧めのアイスと共に、珍しいフレーバーがあるブランドもまとめてみました。


地元産アイスの見つけ方

ポリネシアは大半の食料品を輸入に頼っていて、輸入アイスクリームも数多く売られています。

地元で作られたアイスクリームかどうか見分ける方法は以下の通りです。

1.「made in Fenua」のマーク

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右上にティアレタヒチの花をあしらった黄色いマークは、ポリネシア領土内で製造された商品の目印です。

Fenua(フェヌア)はタヒチ語で「国」や「領土」などを表す言葉。特に「ポリネシア」を指す言葉として使われることが多いです。

一応断っておくと、このマークがついているから美味しいというわけではありません。あくまで地元で製造されているということの証です。

"ポリネシアに雇用を生み出している" ということをアピールして、消費者の支持を得ようとする意味もあるようです。


2.「Fabriqué à Tahiti」の記載

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Fabriqué à Tahiti は、フランス語で「タヒチで作られた」という意味です。(つまり英訳すると、Made in Tahiti)


上記2点のうちのどちらか(もしくは両方)が記載されていれば、地元産と確定です。例外(両方表示していないのに地元産)もありますが。

地元産が良くて輸入物がダメ、と言っているのではありません。輸入物でも美味しいアイスはたくさんあります。

でも、物価の高いタヒチでわざわざ他の国でも食べられるものを食べなくても…。どうせなら、タヒチでしか食べられない地元産を味わってみるほうがオツだと思います。


南国フレーバーの数々

スーパーで普通に売られているメーカーの、南国らしいフレーバーを探してみました。ブランド別に見ていきましょう。


Tip Top

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Tip Top のココナッツミルク味

Tip Top はニュージーランドのブランドみたいです。でも、ポリネシア流通分は、ライセンス契約を結んでタヒチで製造しています。

個人的には、「安物のアイスクリーム」というイメージがあります…。勧められたりしたら食べますが、自宅用にはあまり買いません。

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しかし、Tip Top には他のメーカーではあまり見かけない「タロイモ味」があります(上の画像の紫の箱)。

アイスクリーム・サンドイッチの各種フレーバーは、バラ売りもあります。

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バラ売りは気軽に買いやすい。



Freshka

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Freshka にもココナッツミルク味がありました。残念ながら、このメーカーも私の中では「安いアイスクリーム」の位置づけです。

画像のバケツみたいな容器は 4.5L 入り。相当デカいです。大家族向けか、大人数のパーティ向け。もしくは、抱えてヤケ食いをするのにふさわしい量か…。

Sorbet de Tahiti

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Sorbet とは、フランス語で「シャーベット」のことです。厳密にいえばアイスクリームではないですが…。

今回行ったスーパーでは、苺、ココナッツ、パイナップル、レモン(と表示されているけど、画像はライム?)が置いてありました。

タヒチでは、Tip Top を製造している企業が作っていて、Titioro にある Tip Top 本店に行けば、もっと豊富なフレーバーから選べるそうです。


GLACIER MONT BLANC

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黄色いのは、パッションフルーツ

MONT BLANC は、上の「地元産アイスの見つけ方」の例外です。「made in Fenua」のマークも「Fabriqué à Tahiti」の記載もありませんが、れっきとした地元産。

Paofai にある小さな GLACIER(=アイスクリーム屋さん)が作っています。

本店では、クリスマス時期にアイスクリームのブッシュドノエルを販売していて、毎年たくさんの人が予約して買いに来ます。

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赤いのはカシス、白いのは "Corossol"

Corossol(コロソル)は、英語ではsoursopという果物です。日本語でも「サワーソップ」という他に「トゲバンレイシ」や「シャシャップ」とも呼ばれるとか。これは、結構珍しいのではないでしょうか。

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Corossol の実

タヒチに来て初めてその存在を知りました。種は多いですが、熟した実はものすごく甘くてジューシー。トロピカルフルーツらしい香りも魅力的な果物です。


MONT BLANC はアイスクリーム専門だと思い込んでいました。ところが改めて写真を見てみると、写っている大半の商品が Sorbet(=シャーベット)と書かれています(撮影した時は気づかなかった)。

ハーゲンダッツからもソルベが出ているくらいだから、普通のことかもしれませんが…。しかし比率としてソルベが多い印象です。

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中央手前の黄色っぽいのが「ティアレ」

よく見ると、1個だけ「Crème glacée(アイスクリーム)」と書かれたものが写っていました。しかも「ティアレ」味!

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ティアレ・タヒチ

ポリネシアの国花「ティアレ・タヒチ」はクチナシの仲間で、とても良い香りがする花です。これは、タヒチ特有のアイスクリームで間違いないでしょう。

ティアレ味のアイスは食べたことがないので美味しいかどうかは保証できませんが、旅行でタヒチに来られたら話のタネに食べてみるのも良いかもしれません。

MONT BLANC のアイスは 1L 入り。他のブランドに比べると小ぶりなので、旅行者でも買いやすい大きさです。


私のイチオシ

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南国っぽいフレーバーの豊富さでは他のブランドに負けますが、私が日常的によく買うアイスクリームは「Leo's Ice cream」です。

パッケージの記載によると、この後お伝えするオススメのフレーバーの他に、パイナップル、チョコレート、コーヒー、ラムレーズンバニラ、ヨーグルトがあります。

個人的にパイナップルはオススメしません(汗)シャーベットならいいけど、アイスには不向きだと思いました…。

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ちゃんと「Fabriqué à Tahiti」の記載あり

このペンギンがトレードマーク。相手のほうに手の甲側を向ける形で親指と小指だけをのばしてフリフリするのは、タヒチアンがよくするジェスチャーです。

写真を撮るときにピースサインをするような感覚で使われたり、「Cool !」と何かを褒める意味だったり、気軽な挨拶だったり…。場面によっていろんな意味がありますが、共通して言えることは好意的な感情です。


それでは、イチオシのフレーバーを見ていきましょう。


レオのココナッツミルク味

鮮度の良いココナッツミルクを使っているからか、とっても美味しいです。

タヒチ生まれ・タヒチ育ちの相方さんは新鮮なココナッツミルクで育っているせいか、缶詰のココナッツミルクに強い拒否反応を示します。

以前、ニュージーランドのインド料理店でココナッツミルク入りのカレーを食べたことがありました。

ココナッツの生産国でない以上、当然そのお店では缶詰のココナッツミルクが使用されていたようです。相方さんは一口食べただけで残りは一切口にせず。カレー味に誤魔化されていたので、私はそんなにまずいと思わなかったのですが…。

そんな彼が日常的に食べるココナッツのアイスですから、美味しくないわけがありません。

今回買ってきて画像を用意する予定でしたが、どこも品切れで入手できず。(次回買えた時に画像を追加します)

見た目はキレイな純白、味はとってもクリーミー。口に入れた瞬間から「ココナッツミルク!!」で、幸福度が上がること請け合い ^^


レオのバニラ味

アイスクリームの定番フレーバー「バニラ」。どこが南国?と思われるかもしれませんが、レオのバニラもオススメしておきます。

フレンチポリネシア(特にタハア島)はバニラの生産でも有名なのです。これもタヒチらしい味と言えなくはないかな~と。

レオのバニラアイスには、本物のバニラビーンズが丸ごと1本入っています。

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もれなくバニラビーンズ入り

バニラ香料ではなく、本物のバニラビーンズを使用していると証明しているわけです。

もちろん、アイスクリーム全体に黒いバニラの粒が含まれています。バニラの粒の割合もかなり多いほうだと思います。とっても贅沢ですね。

とにかく、薫り高くて美味しいバニラアイスです。


最近は、このバニラアイスをアフォガート(バニラアイスにコーヒーをかけたもの)にして食べるのにハマっています。

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affogato とは、イタリア語で「溺れた」の意。

通常はエスプレッソをかけることが多いそうですが、子どもでも食べられるようにカフェインレスのインスタントコーヒーで作ります。それでも十分美味しいですよ!

以前は、レオのココナッツばかり買っていました。でもココナッツはアフォガートに向かないので、最近は(冷凍庫のスペースに余裕があれば)両方買います♪

どこで買える?

今回ご紹介した各ブランドのアイスは、タヒチ島内の大型スーパーならたいてい置いてあります。

ガソリンスタンドに併設されているコンビニのような店舗でも、大きなところであれば取り扱っていたりします。

ただ、お店によって品ぞろえにバラつきがあったり、フレーバーによっては品切れになっていることも多々あります。

製造工場やスーパーで働いているのは、地元民。勤務態度も南国風味…というわけで、製造計画・在庫管理などにユル~イ空気が流れているのでしょう。

購入する側も「無いなら仕方がない」とあっさり諦めるのが普通で、クレームをつける人なんていない模様。南国の楽園はこうして回っているのです。


まとめ

南国っぽいフレーバーをいろいろ集めてみましたが、食べてみたいアイスはありましたか?

今回、レオのココナッツ味アイスを求めて大型スーパーを5軒回りましたが、結局お目にかかれませんでした。

次回あったら絶対買うぞ~!と息まきながら、バニラが買えたし(これも5軒目で最後の1個だった)、アフォガートを楽しみます。

特にレアアイテムという訳でもないし、数量限定ですらないのですが、南国が自然に作り出す「入手困難感」がありますね☆

タヒチに旅行で来て、お目当てのアイスに出会えたら、それは運がいいのかもしれません(笑)

ピッツェリア「Pizzeria de Taunoa」と揚げ春巻【タヒチ島】

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B級グルメのカテゴリーをご覧になればおわかりになると思うのですが、我が家はかなり頻繁にピザを食べます。

まず「基本的に週1回はピザの日」と制定されています(たいてい週末)。最近はピザ屋さんの比較に夢中になっていたので、週に2回ピザを食べていたこともありました。

そんな状況の中、我が家で一番のグルメである娘が「もうピザ飽きた~!」とストライキを起こしました…。

確かに私もちょっと飽きてきていたので、何が食べたいの?と聞くと「Les nems !(揚げ春巻!)」と即答。

そして、ピザマニアの相方は依然「ピザの日にはピザを食べる」と譲らない…。

我が家はあまり自宅で揚げ物をしないので、揚げ春巻はもっぱら中華料理店のテイクアウトを利用します。ピザの配達を待ちながら自宅で春巻を揚げるというのは無理(道具も材料もない)。

というわけで、週1のピザの日にピザと春巻の両方を調達するというミッションが課せられたのでした。


今回利用したピッツェリア

最初はいつも注文するピッツェリア、Croq'in のつもりでした。春巻を買いに行くついでに取りに行けば宅配料も節約できるし…ということで。

しかし春巻を買うお店と Croq'in の位置関係がちょっと微妙。どちらを先に買いに行くべきか、待ち時間の間に冷めると良くないのはどっちか…というようなことを考えるとあまり効率が良くありません。

そこで、今回はいつも春巻を買うお店のすぐそばにある「Pizzeria de Taunoa」さんを利用することにしました。


お店の詳細

パペーテの Taunoa という地区にあります。


↓ 場所・電話番号等の詳細はこちら ↓

www.facebook.com



営業時間

火曜ー日曜:17時~21時


配達について

配達が利用できるのはカルフール・Arue店から To'ata 広場まで。料金は一律400フラン。


今回注文したピザ

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Texas の大サイズ 1700フラン

こちらのピッツェリアでは、サイズは大(直径 36cm)と小(直径 26cm)から選べます。

Texas のトッピング:トマトソース、チーズ、照り焼きチキン、マッシュルーム、玉ねぎ、オリーブ

いつも利用する Croq'in ではチキンのピザがないので、他のピッツェリアを利用する時はどうしてもチキンを選択してしまいます。

メニュー表には照り焼きチキンと書いてありますが、実際に食べてみると厳密には違うような…。どうも燻製の味(香り?)がするのです。単にチキンを刻んでトッピングし、照り焼きソースを渦巻き状にピザにかけていると思われます。

正確に言うと、スモークチキンがのっている照り焼き味のピザ

タヒチ人はそんな細かいことは気にしないのでしょうけど…。でも日本人としては「ちょっと違~う」とツッコミを入れたくなります。(まずくはないので別に良いのですが)

そして、こちらのピッツェリアの最大の特徴は生地がクリスピーであること。

薄いピザ生地を売りにするピッツェリアはタヒチにも結構あるのですが、ふにゃっと柔らかい場合が多いです。でもこちらのピッツェリアの生地は縁がカリカリ。中心部も薄い割にはしっかりしていて手に持って食べやすい。

一部の人に絶大な人気を誇る理由がわかりました。クリスピー生地が好きな人にはおすすめです。


揚げ春巻について

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複数本買うと、ちゃんと彩りを添えるレタスを敷いてくれる

今までいろんな中華料理店で揚げ春巻を買ってみましたが、最近は Restaurant Lithos で買うことが多いです。

理由は安いのに他のお店のものに比べても遜色がないから。

場所は、Pizzeria de Taunoa の並びにあるそうです。(私自身は行ったことがないので伝聞で申し訳ないですが、本当にすぐそばなのだそうです)

ネット上に全くこのお店に関する情報がないので、電話番号すら不明。

全般的に中華料理店は調理時間が短いので、電話で事前注文せずにフラッと買いに行くのが普通。電話番号がわからなくてもあまり困ることがないのです。

毎年1月か2月頃に1か月間ほどバカンスで閉店しますが、それを避ければ問題なし。

スーパーなどで揚げ春巻はだいたい1本150フランで売られていることが多いです。そして中身は95%以上が春雨…。申し訳程度にニンジンがチラホラ見えるものの、肉がほとんど見当たらない…。

中華料理店で買うと、高いところは1本200フランすることもあります。

こちら Restaurant Lithos の春巻きは1本120フランでちゃんと肉が入っているというコスパの良さ。持ち帰り用の容器も無料で、ソースまで付くという気前の良さ。

春巻自体にかなりしっかり味付けされているので、私はソースなしで食べますが。(個人的にはナンプラーのにおいがやや苦手というのも、ソースはいらないと思う理由)

パサついた食感を嫌うタヒチアンには何でもソースを付けておくほうが無難なので、タヒチの中華料理店では春巻にソースは必須なのかもしれません。


まとめ

娘は自分でリクエストしただけあって、ピザには見向きもせず春巻ばっかり食べていました。

結構ボリュームのある春巻なのに2本くらいペロっと平らげます…。小さな体のどこにそんなに入るのやら。よっぽどピザには飽き飽きしていたみたいです。

ピザだけでなく中華の点心も大好きな相方さんは、以前から「中華も一緒に買えるピッツェリアってないのかな~?サイドメニューとかで用意してくれたらいいのに…」と言っていました。

今回は1軒のお店でそれを実現したわけではないですが、ピザと中華の両方を調達したい時は Taunoa 地区ということになりそうです。

老舗ベーカリー「Croissant d'or」で朝ごはんを調達する【タヒチ島】

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あまり食欲がない朝や究極に時間がない日は、私の場合、甘い系の朝ごはんになりがちです。シリアルとかビスケット類で簡単に済ませます。

朝起きた時点で「お腹空いたな~」という日は、塩味系というか、もっと食事らしいものが食べたくなります。空きっ腹に甘いものはキツイ…。

ゆっくり自炊している時間はないけど、ガッツリ食べたい朝に寄るのが、この「Croissant d'or」さんです。


お店の概要

国際空港がある Faa'a 市の老舗のパン屋さんです。

・場所

ファアア国際空港から、RDO(自動車専用道路)を通らずに、一般道路でパペーテ方面に向かう時、右手(山側)にあります。

ファアア市役所やファアア中央郵便局よりも少し空港寄りの場所になります。( Puurai という地区?)


・営業時間

公式サイトはないようです。唯一ネット上に掲載されていた営業時間は間違っていました(朝10時開店とか絶対違う…)。次回お店の人に聞いてみようと思います。

この日、朝ごはんを買いに寄ったのが7時前でした。一番乗りではなく、すでに数人のお客さんがいました。ですので、もっと早い時間に開店するのは間違いないです。


・電話番号

TEL : 40 81 20 20


・お店の雰囲気等

対面販売のみのお店です。ショーケース越しにお店の人に欲しいものを言って袋に入れてもらう形です。

セルフサービスではないので、店内には入れません。飲食するスペースもないです。

老舗で建物自体も古いので、その外観にひるまないようにしましょう。

今回注文したもの

(1) チキンのバゲットサンド

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Casse-croûte poulet(大)360フラン

タヒチではバゲットのサンドイッチを casse-croûte(カスクルット)と呼びます。( "Sandwich" なら、食パンに具材を挟んだものを指します)

poulet(プレ) は鶏肉です。中身はシンプルで、チキン、レタス、トマトのみ。

チキンにはかなりしっかりめに味付けしてあります(薄味好みの人にはちょっとキツイかも)。中華系の方が経営しているせいか、チキンの味付けは中華風?そして更にマヨネーズが追加されます。



(2) 牛ひき肉のバゲットサンド

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Casse-croûte hachis(大)360フラン

hachis(アシ)は「ひき肉」のことです。タヒチで hachis と言えば、主に牛ひき肉を指します。ハンバーガーのパティのような状態でゴロゴロ入っています。チキンと同じく、野菜はレタスとトマト。そこにケチャップ・マヨネーズなどのソースが加わります。


(3) レーズンパン

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Pain aux raisins (パン・オ・レザン) 120フラン

菓子パンの定番のひとつです。レーズンを巻き込んだデニッシュ生地の中心にはカスタードクリーム。さすがにパン屋さんのレーズンパンは生地がさっくりしていて美味しい。

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断面はこんな感じ。


価格表

2018年3月現在の価格表です。

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バゲットサンドの価格表

Jambon = ハム、Tuna = ツナ、Omelette = オムレツ、Chao men = 焼きそば、O. Jambon = オムレツとハム、J. Gruyère = ハムとグリュイエールチーズ、Veau = 子牛肉、Veau frites = 子牛肉とフライドポテト、Poulet = 鶏肉、Poulet frites = 鶏肉とフライドポテト、Hachis = 牛ひき肉のパティ、Hachis frites = 牛ひき肉のパティとフライドポテト

(注意):タヒチのバゲットサンドにはフライドポテトをブチ込むという荒業があります。

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菓子パンやお惣菜の価格表

P. chocolat = パン・オ・ショコラ、P. aux raisins = パン・オ・レザン、Croissant = クロワッサン、C. chocolat = チョコクロワッサン、Coco long = 長いココナッツパン、Coco gros = 大きなココナッツパン、Chao pao = 肉まん、Bouchon = シュウマイ、Pai = パイ、Croc-monsieur = クロック・ムッシュ、Crêpe = クレープ

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バゲットサンドとドリンクのセット

バゲットサンドの価格表を見る限り、セットメニューはあまりお得でないような気がします…。

バゲットサンド購入時のポイント

料金表をみると、大(バゲット 1/2 本分)と小(バゲット 1/3 本分)があります。

ショーケースの中にあらかじめ用意してあるバゲットサンドは基本的に小さいほうらしいです。特にサイズを指定しなければショーケースに用意してあるものが出てくるみたいです。

(ショーケースに作り置きがない時は、大か小か聞かれると思いますが…)

とにかく、大サイズのバゲットサンドがほしい場合は、大サイズであることをハッキリ告げる必要があります。

回転が速いお店なので作り置きしてある小のバゲットサンドでも十分美味しいのですが、大は焼き立てのバゲットで注文を受けてから作ってくれるのが嬉しい。チキンとひき肉に関しては、中の具材も温かくてさらに美味しく感じました。

価格表を見ると、具材にもよりますが、大と小の価格差があまりないので大がお勧め。(小食で量はいらないという人は小をどうぞ)

軽食屋さんによってはサイズを大と小に設定しつつも明確な長さを表記しておらず、買ってみると大きさにほとんど差がない場合があります(苦笑)。そういうお店では小を買うほうがお得になるのです。

こちら「Croissant d'or」ではちゃんとバゲットの半分もしくは3分の1と明記してくれているのが良心的。

当初はサイズが2種類あることに気づかなくて小を買っていたのですが、最近は大を買うようにしています。ちゃんと大きさに違いがあって◎。

大サイズは女性には多すぎる量かもしれませんが、私は子どもと分けて食べたらちょうど良い感じでした。


注意点

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こんな紙袋に入れてもらえます。

紙袋には INGRAISSABLE(耐油)と書かれていますが、過信は禁物です。破れてソースが漏れることがあります。

私の推測ですが、この袋はタヒチ向けに作られたものではないような気がします。

例えば、フランスのバゲットサンドは、バゲットにバターを塗ってハム・チーズ・レタスなどを挟むだけなど、ダラダラとソースが流れ出るタイプではありません。一般的なバゲットサンドならこの程度の耐油性の紙袋で十分でしょう。

しかし、タヒチのバゲットサンドの中にはマヨネーズ・ケチャップ・BBQソース、ハンバーガーソースなど、何かしらのソースがたっぷりとかけられます。持ち帰る間もしくは食べている間にソースがあふれ出るのです。タヒチ仕様のバゲットサンドには、耐油性であってもこんなに薄い紙袋では不十分…。

なぜこんなことになるのかと言うと、タヒチ人はパサパサした食感をとても嫌います。何でもしっとりしているのが好きなのです。ケーキなどでもパサついたスポンジに出会ったことがありません。

サンドイッチも例外ではなく、パサつかないようにソースを加えるのが定番です。そうでないと、「パサついている、美味しくない」と判断されてしまうのです。タヒチ人の好みに合わせてたくさん売ろうと、お店側はソースをたっぷりかける傾向にあります。

店員さんがバゲットサンドを作る時点である程度ソースを入れてくれるわけですが、カウンターにケチャップとマヨネーズのボトルが置いてあります。セルフサービスでさらに追加できるようになっているのです…。


まとめ

休みの日で料理する時間があるなら、お味噌汁にご飯、卵焼きといった(海外在住者にとっては)贅沢な朝ごはんが最高ですが、仕事がある日には難しい。

さっと食べられる朝ごはんが家に何もない…でもお腹が空いた~!という時によく利用するお店です。

「Croissant d'or」はパン屋のプライドなのか、いつも比較的良い状態のバゲットを提供してくれるので信頼のおけるお店だな、と感じます。

サンドイッチとして提供する時にも焼き立てのバゲットを使ってくれるので、バゲットサンドなら他のお店で買うよりもこちらで!とついつい寄ってしまいます。

ひっきりなしにお客さんがやってくる老舗にはやはり理由がありますね。利用してみると満足度が高くて納得です。

ピッツェリア「Cipriani's Pizza Tahiti」の LES CARRES【タヒチ島】

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前回、初めての利用で家族みんなが気に入ったピッツェリア「Cipriani's Pizza Tahiti」。

今回は LES CARRES(レ・カレ)という四角いピザを注文してみました。


お店の概要

↓ お店の場所、営業時間、電話番号などの詳細はこちらを参照してください。↓

www.tahiti-hitorigoto.com

・価格

今回注文した LES CARRES(レ・カレ)は一律 2000フラン

前回利用した時にお店の方から聞いた話では、大サイズよりも大きいとのこと。

大サイズは直径40cmで1500フラン~2400フラン。4種類の味が楽しめるクワトロタイプの LES CARRES は大サイズよりもお得感があると思います。



メニュー表などの詳細をチェックするなら公式ページへ
Cipriani's Pizza Tahiti


今回注文したもの

LA CARRE VARIE

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CARRE(カレ)とは、フランス語で「正方形」の意味。4種類のバリエーションがあるので LES CARRES(レ・カレ)と複数形になっています。今回はその中から VARIE を選びました。

VARIE は、HAWAIENNE(パイナップルと豚肉)+ PEPPERONI(ペパロニ)+ CHICKEN(鶏肉と生クリーム)+ CARNIVORE(牛ひき肉と卵)という組み合わせです。

今回はピザの見栄えが悪いということもありませんでした。前回いびつだったのは偶然だったようです。

ただ、あまり「正方形」には見えないです。このピザの箱はだいたい 40cm × 40cm の大サイズ用。四角いピザというからには、箱の隅々まで詰まっているのだと思っていたので少し拍子抜けでした。

「大サイズよりも大きくてウチのピッツェリアでできる最大のサイズ」というお店側の触れ込みに惹かれて注文したのですが…。

次回は大サイズのピザを注文してどのくらい違うのか検証してみる必要が出てきました。

また、他のピッツェリアに比べると耳の部分が幅広いように感じます。前回もそうだったので、耳が広くて具が真ん中に寄っているのがこちらのピッツェリアの特徴みたいです。

16等分してありましたが、端の部分(特に角っこ)を食べる人はちょっと不満かもしれません。逆に中央部分のカットは具沢山です。よって真ん中が取り合いになる可能性高し。

Wood Fired Pizza が一番のお気に入りの相方が「生地は Wood Fired より上かも」と言っていました。なので実際に食べると耳が幅広でも別に不満というほどでもないのです。

あと、パイナップルが細かく刻まれすぎていたのが残念に感じられました。いつも利用している Croq'in のピザは大き目にカットされたのがゴロゴロのっていてパイナップルが存在感を示していています。

ピザのトッピングとしては細かく刻まれているほうが食べやすいという人もいると思うので、これは好みの問題かもしれません。ただ、個人的にはせっかくの美味しい地元産パイナップルを細かく刻んでしまうのはもったいないと思ってしまうのです。

いろいろ細かい指摘をしましたが、2000フランという価格から考えると、十分合格点です。我が家ではピザを食べながら批評しまくるので、厳しめのジャッジになりがちです。

その他のスクエア・ピザ

LES CARRES(レ・カレ)は全部で4種類あります。今回注文した VARIE 以外は以下の通り。

  • LA CARRE CLASSIQUE : ROYALE(ハム・マッシュルーム・卵) +SICILIENNE(アンチョビ)+ 3 FROMAGES(通常のピザ用チーズ・ゴルゴンゾーラチーズ・ヤギ乳のチーズ)+ 4 SAISONS(アーティチョーク)

  • LA CARRE BLANCHE : CARBONARA(カルボナーラ)+ REINE BLANCHE(生クリーム・卵・ハム・マッシュルーム・パルメザン)+ GRATINEE(玉ねぎ・塩蔵豚肉)+ GORGONZOLA(塩蔵豚肉・ゴルゴンゾーラチーズ・生クリーム)

  • LA CARRE SPECIALE : CARREのメニューの中から好きなものを4つ組み合わせてカスタマイズ



サービス・対応

前回と同じく電話で注文した後、指定の時間に取りに行きました。今回も既に用意されていて待ち時間は無し。

ただ、指定の時間よりもちょっと早めに作ってくれているようなので、アツアツを持ち帰りたい人はちょっと早めに行って待つほうが良いかも。

待たせないようにという配慮は助かるのですが、持ち帰って食べる頃にはちょっと冷めてしまうのが難点なのです。

今回は感じの良い経営者の男性が不在だったようですが、特に問題なし。他のスタッフが調理したピザでも極端に品質が落ちるということはなかったです。


まとめ

このピッツェリアの特徴なのかもしれませんが具が中央に寄っている傾向にあるのが少し気になります。端の方まで満遍なく広げてくれたら完璧なのに…と思ってしまいます。

しかしこの価格設定で、タヒチでは結構高値の生のマッシュルームなど良い素材を使ってくれているのですから贅沢を言ってはいけませんね。

メニュー表にピザの温め直しのやり方が書かれていたりして、常に美味しく食べてもらおうという細かい気配りも感じられる好印象なピッツェリア。

我が家は今まで利用したことがなかったのですが、お店の Facebook ページによると、どうやら10年以上前から営業しているみたいです。

もっと早く出会っていれば良かったな~と思わせる数少ないお店。まだ利用回数が少ないので品質の安定度合いは様子見状態ですが、基本的にこれからもどんどん利用しようと思います。