タヒチでも魚を生で食べる習慣があります。
タヒチ料理として有名な「Poisson cru(ポワッソン・クリュ)」だけではなく、刺身もポピュラーです。
レストランの前菜として "Sashimi" がメニューに載っていることも珍しくありません。
ただし、タヒチの一般的な刺身は、日本のそれとはちょっと違います。
ここでは、タヒチにおける一般的な刺身のスタイルと独特なソースの作り方をご紹介します。
日本人にとっては、ちょっとビックリな味付けかもしれません。
でも、これが意外にイケるんです。
しょうゆ&わさびの刺身に飽きたら、ぜひトライしてみてください♪
刺身ソースの作り方
まずは、タヒチ風の刺身用ソースを作ります。
相方さんのいとこに作り方を教えてもらったのですが、すべて目分量でした (^^;)
というわけで、正確なレシピがあるわけではありません。
タヒチの刺身を知らない人にとっては「適量」と言われても無理な話。
実際に作ってみて「こんなもんかな?」という分量を記載しています。
あくまで目安なので、味見しながら好みの味に仕上げてくださいね。
【材料】
砂糖 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
マスタード 大さじ1
オイスターソース 大さじ1
ケチャップ 小さじ2
サラダ油 小さじ1
【作り方】
すべてをよく混ぜ合わせるだけ!
ソースの味を調節する方法
甘めの味付けにするには
→ 砂糖の量を大さじ1.5に増やす。
砂糖の量を増やす代わりに、ハチミツを加えてもOKです。
子どもと一緒に食べる時は、少し甘めに作ったりします。
香りをアレンジするには
→ ニンニクを加える。
生ニンニクのみじん切り or すりおろし、チューブ、パウダーなど、その時にあるもので。
→ サラダ油をゴマ油に置き換える。
ちなみに我が家は「やや甘め、ニンニク追加、ごま油使用」にすることが多いです。
盛り付け
千切りキャベツをたっぷり用意します。
日本では「刺身のつま」は大根である場合が多いですが、タヒチではキャベツです。
まぐろの赤身を切り分けます。
日本の刺身よりも薄く切るのがタヒチ風。だいたい5mm 厚くらいでしょうか。
千切りキャベツの上にスライスしたマグロを並べて、ソースを添えたらできあがり。
(今回は忘れましたが、彩りに小口切りの青ネギを散らすこともあります)
キャベツはただの飾りや敷物という位置づけではなくて、まぐろと一緒にモリモリ食べる感じです。
濃厚なソースが合うので、キャベツが美味しくたっぷり食べられます。
まとめ
タヒチでは、刺身だけでなく寿司にも添えられる定番のソース。
作って見せてもらった時は、「砂糖?マスタード??ケチャップ!?」とビックリの連続。
調味料全部混ぜ状態に若干おののきつつも、できあがったソースを味見させてもらったら…あら不思議。
こってり濃厚で、これが意外にイケるんですね~ (*'▽')
だまされたと思って、一度お試しあれ。
千切りキャベツをお忘れなく!