タヒチ風・ニュージーランド旅行記、まだまだ続きます。
タヒチで生まれ育つウチの子たちにとって普段絶対に見れないもの、それは「雪」。
そこで、お出かけ先のひとつに選んだのが全天候型・屋内人工スキー場「スノープラネット」です。
人工の雪ではありますが、タヒチではまず経験できないウィンタースポーツ。特に上の子は体を動かすのが好きなので、うってつけのアクティビティです。
本格的なスキーに挑戦しようにも、冬のニュージーランドはタヒチから訪れる私達には寒すぎる…。夏場でもスキーを楽しめるなら便利だな~ということで、行ってみることにしました。
基本情報
公式サイト
所在地
91 Small Road, Silverdale, Auckland New Zealand
TEL : +64 (9) 427 0044
上記の電話番号は国外からかける場合(64 は国番号)。国内通話の場合は 64 が不要で、頭に 0 を加えます(09 がオークランドの市外局番) 。スノープラネットは、09 の代わりに 0800 を付けてフリーダイヤルにも対応しているようです。
オークランドから北へ車で20~30分くらい。無料駐車場完備。
オークランド中心部からバスで行くこともできるようです。最寄のバス停からスノープラネットまで徒歩約20分とのこと。(結構歩くことになると思うので、やはり車で行くのが一番かも…)
営業時間
月曜 – 木曜 : 10時 – 22時
金曜 : 10時 – 24時
土曜 : 9時 – 24時
日曜 : 9時 – 22時
年中無休
この施設でできること
自由滑走
基本的にレッスンを受ける義務はありません。滑れる人は、そのまますぐに滑り始めてOKです。
レッスン受講
スキー・スノーボードが初めての人、まだあまり自信のない人には有料のレッスンが用意されています。
定員が決まっているので、レッスンを受けるなら事前予約を推奨。
スノーチュービング
ゴム製の大きな浮き輪に乗ってスロープを滑り降りるアクティビティ。子どもは3才以上が対象。
雪遊び
そりなどを使った雪遊びができます。6歳以下が対象。平日の10時~14時限定。
今回、下の子は少し雪に触れたら満足という感じだったので、雪遊びにすらエントリーしませんでした。
ゲレンデに出る扉は誰でも自由に出入りできるので、5~10分ほど適当に雪で遊ばせて終了。雪はサラサラで雪だるまを作れるような質感ではなく、子どもがすぐに飽きたからです。
もう少し遊ばせるなら、バケツやスコップなどの遊び道具を持参すればよかったかな、と思いました。
スノードーム内は寒いので、短時間で済んで私は助かりましたが。 (^^ゞ
あと、ゲレンデに出るつもりなら、長靴やレインシューズなど、防水の靴を用意していくほうが良いです。当然ですが、普通のスニーカーで行ったら濡れました…。
(スノーブーツのレンタルもありますが、ごく短時間の遊びで借りるほどでもなかったので…)
利用料金(参考)
日本語のページも用意されているので、利用料金などを確認するには公式サイトが便利です。
参考までに、今回支払った料金は…
おとな2時間(スキーとブーツのレンタル込)=$77
こども2時間(スキーとブーツのレンタル込)=$60
ヘルメットのレンタル=$6×2人分
カード代=$6×2人分
合計161ニュージーランド・ドル(2018年5月現在のレートで、約12333円)でした。
今回、怖がりの下の子はスノーチュービングもそりも拒否したので、私とレストランで時間を潰していました。というわけで、この料金はウエア類を持参した大人1人+子ども1人の2時間利用の目安です。
カード代というのは、リフトを利用するのに必要なカードです。一回利用の場合、終了後にカードを返却すれば返金してもらえます。
頻繁に利用する人はそのままカードを所持しておいてもOK。カードがあれば、次回の利用時に受付での手続きが短時間で済むそうです。(メンバーズカード的な役割もあるということかな?)
こんな人にオススメ
屋内スキー場である以上、本格的な屋外のスキー場に比べると当然かなり小規模なコースになります。
ジャンプに挑戦できる場所も用意されているようですが、基本的には単純に坂を滑り降りるだけのコースなので、バリバリ滑りたい上級者には物足りないかもしれません。
対して、お子さんにスキーを体験させたい家族連れには最適だと思います。
安全に配慮されていて、短いコースなので数をこなすことができ、滑ることに集中できます。
スノーチュービングやそり遊びもできるので、「遊ぶ」という目的なら幼児から大人まで楽しめる場所です。
持ち物について
レンタル用品は在庫数に限りはありますが、サイズも豊富に用意されています。
靴下、ネックウォーマー、手袋、ヘルメットなどは現地で購入することも可能です。
レンタルできる道具
スキーもしくはスノーボード
ブーツ
ヘルメット(スキー・スノーボードでの利用者は必須)
ジャケット
ズボン
手袋
リストガード(スノーボーダー向け)
スキー(もしくはスノーボード)とブーツのレンタルが含まれた料金プランがあります。その他の小物類は別途有料で必要に応じて借りることになります。
持っていくべきもの
靴下とビーニー(ニット帽):衛生上の理由でレンタル不可(現地購入は可能)。
防寒着:スノードームは寒いので、スキーウエアの中に着る温かい服があると良いです。
ゴーグル:着用義務はありませんが、あればなお良し。
飲み物・軽食:必要に応じて。ロッカー前や屋外なら飲食OK。レストランに持ち込みは禁止。
幼児の雪遊び道具&防水の靴:そり遊びはせずに雪で遊ばせるだけのつもりなら。
基本的に、レンタル料さえ払えば必要な物はほとんど現地調達が可能なので、最低限、動きやすい長袖・長ズボンに靴下さえ履いていけば大丈夫という感じです。
我が家の場合、スキー、ブーツ、ヘルメットのみレンタルして、ウエアや小物は持参しました。細々したものを借りると結構料金がかさむので…。
更衣室について
用具レンタルカウンターの向かいにベンチがたくさん並んだオープンスペースがあります。そこで着替えている人が多かったです。コインロッカーもこのスペースにあるので、ここで着替えるのが一番効率的かと。
基本的に上からスキーウエアをはおり、ブーツを履いたりするだけなので、特に問題なし。
更衣室はあるみたいですが、あまり必要性を感じませんでした。(シャワーを利用したい人向け?)
有料コインロッカー
用具レンタルカウンターの向かいに、有料のコインロッカーがあります。 利用料金は3時間で$5(同 約380円)、12時間で$7(同 約536円)。
ただし、あまりに大きい荷物は入らないので注意してください。(やや大きめでもボストンバッグ程度なら大丈夫かな…)
家族4人分のスキーウエアを持参するのに大きなスーツケースで行ったらロッカーに入りませんでした…。(旅行者なので、他に適度な大きさのバッグを持っていなかったのです)
仕方がないので車の中に置いておきましたが、着替えてから駐車場を往復するのは少し面倒でした。
併設のレストラン・バー
ちょっとしたカフェスペースという感じではなく、なかなか本格的な食事ができるレストランです。バーもあるので、アルコールからコーヒー類まで飲み物も充実していました。
こういった施設では簡単なカフェテリアかファーストフード的なものが多いですが、ちゃんとした食事がとれるというのは良いですね。価格もリーズナブルで良心的。
今回は2時間だけの利用で食事はしませんでしたが、娘が寒そうにしていたので Kids Hot Chocolate $3.50 (同 約268円)を注文してみました。マシュマロ付きで大喜び。
キッズメニューもあって、子ども連れにも優しいレストランです。
まとめ
スノードーム内の気温は -5℃ ですので、温かい服装を準備して出かける必要があります。
レストランなどのゲレンデ外であっても室温は低めだったので、見学だけの人も防寒着は一応用意していったほうが良いと思います。
レストランで時間を潰していた時、普段着の上にスキーウエアを着ていましたが、それでも少し寒かったです。
ニュージーランド旅行中は室温が低い施設が多いように感じました。スノープラネットも例外ではありません。ニュージーランドの人々は寒さに強いのかな…?
本格的なスキー場に行ったら、丸一日スキー三昧になりますが、スノープラネットではサクッと2時間だけスキーを楽しむということも可能。
そのうえ、季節も天候も気にせず利用できるので「今日はお天気がすぐれないけど、どこに行こう?」という時のお出かけ先の候補に入れておくと良いと思います。