まだまだ続いております、番外編のニュージーランド旅行記です。
前々回、前回は、オークランドの無料で遊べる公園をご紹介しました。
自然豊かな公園は、お天気の良い日なら気持ちよく過ごせます。
でも、さすがに雨の日は遊具で遊べないので、子どもたちのために他の遊び場所を探さなければなりませんでした。
そこで、オークランドの屋内プレイグラウンドのひとつ、「4FUN Adventureland & Cafe」に行ってきました。今回はその時の様子をお伝えします。
基本情報
公式サイト
所在地
4FUN Adventureland & Cafe
201 Lincoln Rd, Henderson, Auckland 0610, New Zealand
TEL : +64 9-838 4113
オークランド中心部から少し離れたヘンダーソンにあります。
車があれば、オークランド中心部からでも気負わずに行ける距離です。時間にして20~30分くらいでしょうか。
場所がわかりにくい!
「4FUN」の看板が車道から見えるので、カーナビに住所を入力すれば、駐車場までたどり着くのは難しくありません。
問題は、駐車場に着いてからです。車道の脇に「4FUN」と書かれている建物があるものの、中身は空っぽ…?
実は最近移転したとのことで、それは旧店舗でした。新店舗は同じ敷地内の別の建物。(1枚目の画像参照)青い建物で、確かに201という番地が表示されています。
電話で確認して、「新店舗は駐車場の奥のほう」と説明されたものの、それでもわかりにくい場所…。他の店舗と共用の広い駐車場だったので、駐車場内を徐行してウロウロしてしまいました。
営業時間
月曜 - 金曜 : 6時30分~18時15分
土曜 - 日曜 : 9時~17時
利用料金
公式サイトによると、利用料金はいろんなプランがあります。でも、ほとんどが継続的に利用する地元民向けのようです(学校からの送迎や宿題をさせるのも込み…など)。
タヒチ人と旅行をすると、たいてい「観光客はまず行かないだろう」という場所に行くことになるので「私達こんなとこに紛れ込んで大丈夫なの~!?」と不安になることがあります。こちらの施設も明らかに地元民向け。
でも、大丈夫でした。ちゃんと1回利用の料金もありました♪子どもたちは自分たちで勝手に遊ぶだけで、スタッフの手を煩わせることもないからか、お手頃価格。
参考までに、この日は入場料として10ドル×子ども2人=20ドル(2018年6月中旬現在のレートで約1540円)支払いました。大人は入場無料です。
今回は平日に約4時間滞在(10時45分~14時45分)しました。子ども1人あたり1時間 2.5 ドル(同 約190円)。
でも飲食代を含めるともう少し出費がかさみます。外部からの飲食物持ち込み禁止みたいなので、長時間いる場合、この辺は節約できませんね。
滞在時間に制限はなく、営業時間終了まで好きなだけ居て良かったのですが…。
暇を持て余す大人の側から言えば、4時間でもすでに長く感じて帰ることにしました。子どもたちはまだ遊びたそうでしたが…。
最後まで粘れば入場料をものすごくお得に感じますが、大人は限界…。
プレイグラウンド
手前のカフェスペースは大人の待機場所と化していました。飲食物を頼むでもなく、PC持ち込みで仕事をする人、読書する人など。
左手にあるヤシの木型の乗り物は電動で、メリーゴーランドのようにぐるぐる回っているのですが、子どもたちに大人気。
ショッピングモールやゲームセンターで子どもが電動の乗り物に乗りたいと言い出すと、その都度お金がかかります。
ここは入場料さえ払えば、この乗り物も自由に乗れました(一部有料の乗り物もありましたけど)。「思う存分、乗ってこ~い!」と子どもを放牧(笑)
ソファーが並んだくつろぎスペースもありましたが、ニュージーランド人のお母さん方が土足で陣取っていらっしゃったので、あえて行きませんでした。
個人的に、じゅうたん敷きの場所に土足で入り込むのにやや抵抗があるのです。土足禁止にして赤ちゃんがハイハイできるスペースにすればいいのに…と思ってしまいました。
カフェスペースを除くプレイグラウンド内は基本的に土足禁止でしたが、このソファーの部分は例外?カフェスペースの延長?よくわかりませんでした。
自宅の中でも土足で生活する習慣がある国では、土足か否かはあまり大した問題ではないみたい。タヒチ人もこの辺の感覚があいまいな人が多いので、生粋の日本人としては、なかなか慣れない感覚です…。
やはり、ここにもパーティスペースがありました。ニュージーランドでは、子どもが楽しむ施設には大抵ありますね。
カフェ
温かい or 冷たい飲み物、スナック菓子から割としっかりした食事まで。結構充実していました。
各種コーヒー類やココアなどの温かい飲み物はMサイズ 4.50 ドル(同 約350円)、Lサイズ 5 ドル(同 約385円)。紅茶は3.80 ドル(同 約290円)でした。
価格は、特に高いと感じない一般的な価格かと。
実際にオーダーした食事
こちらはキッズメニューのうちの一つ。価格は8ドル(同 約620円)くらいだったかな?
意外に量が多いので(フライドポテトで嵩増ししていると言うべきか…)、大人でもキッズメニューで十分じゃないか!?と思ってしまいました。
しかし、キッズメニューは種類が少なく、揚げ物中心の印象…。外出先で子どもが嫌がらずサクサク食べ進めてくれるメニューなんて、こんなもんかな~。
こちらは大人向けというか、通常メニューのひとつ。14ドル(同 約1080円)くらいだったかなぁ…(かなりウロ覚え…)
レシートによると、キッズメニュー1つと通常メニュー1つの合計で22ドル払っているみたいなので、だいたいそんな感じです。
キッズメニューに比べて、もちろんボリュームが増します。なにやら赤くて甘いベリー系のソースが印象的でした。
このほかにミルクシェイク(チョコ味とイチゴ味)も購入しました。各5ドル(同 約385円)。
唯一の難点
こちらの施設、遊具は子どもたちがとても気に入って長時間飽きずに遊んでいたので合格。
カフェも充実しているので、大人も暇つぶしさえ持ち込めば結構居心地が良いです。
しかし、困った点がひとつ。それは、建物内が異様に寒かったこと。
いくらニュージーランド人が寒さに強いとはいえ、これはあり得ないレベルの寒さでした。まるで冷凍倉庫にいる気分!(あくまで「気分」ですが)
他の親御さんたちもダウンジャケットなどを着こんだままの人が多かったので、寒いと感じているのは私達だけではなかったはず。
でも、誰も文句を言うふうでもなく、みんな淡々と自分の世界にいるのです。
子どもたちはプレイグラウンドを動き回っているので全く寒くない様子でした。タヒチからやってきたウチの子たちですら、暑いと言って上着を脱いで遊んでいましたから。
子どもたちが汗冷えしないように、過剰に汗をかかせないための配慮かな?と最初は言っていたのですが…。
尋常じゃない室温に南国タヒチから来た相方さんと私はブルブル震えて長時間過ごす羽目に。
そこで、少しでも暖を取ろうと、紅茶をオーダーしました。紅茶はポットでサーブされるということだったので、たっぷり温かいものが飲めると思ったからです。
紅茶でかなり温まりましたが、やはり寒くて一度スタッフに室温を上げてくれるよう頼みました。
「あら、寒い?」と意外そうな顔で調整しに行ってくれました…。その後しばらくするとすこし落ち着きましたが、再び寒くなってきたように感じたので退散することにしました。
暇を持て余していただけでなく、「寒さ」も4時間以上滞在するのが無理だった理由の一つです。
まとめ
遊具はなかなか充実していましたし、利用料金もリーズナブルで、かなり満足できました。
異様な室温の低ささえなければ、次回も子どもを連れて行きたいくらいです。
とにかく、「4FUN」に行く時は防寒対策を万全に!
そして、親御さんは暇つぶしアイテムをたくさん用意していきましょう。