前回に引き続き、インターコンチネンタル・タヒチ・リゾートです。
今回は、朝食ビュッフェの様子をご紹介します。
ただし、この日は特別メニューになっていたので、普段とは内容が少し異なります。
私のように朝食会場に着いてから「何でこんなに混んでいるんだ…もっと早く来ればよかった…」とならないように、イベントの事前チェックについてもご案内します。
レストラン入り口
朝食ビュッフェ会場となるレストラン「テ・ティアレ」の入り口です。
この日は父の日だったので、入り口では父親である男性限定でウエルカムドリンクが振る舞われました。
「ミモザ」という、オレンジジュースが入ったシャンパンベースのカクテルでした。
テーブルセッティング
白基調で非常にシンプルです。ちょっと質素すぎる気もします。
ここで1つ不満がありました。問題はテーブルではなくて、イスです。
ラタンチェアのような感じの編んで作られたイスだったのですが(実際は樹脂製?)、所々かなり傷んでささくれていて、スカートに引っかかって仕方がなかったのです。
薄いカットソー素材のスカートをはいていたので、引っかけて破れないかとヒヤヒヤしました…。
ビュッフェである以上、立ったり座ったりを繰り返すので、その都度毎回引っかかり、これはとても気になった点でした。
5つ星ホテルがこんな傷んだイスでゲストを迎えるというのは、何だかなぁ…と。
高級ホテルは、決して「価格に見合った扱いを受けていない」感を顧客に与えてはいけないと思います。
イスを替えて欲しいと申し出ようか迷いましたが、あまりに残念な気分になったので言う気力すら起こらず…。
バンド生演奏
ちゃんと生演奏がありました。
最初はこれだけだと思っていたのですが、この後ダンスショーもありました。
画像が多いので、ダンスショーの模様は次回に。
イベント時は激混み!
父の日ということで、この日は今までに経験したことがないほどの混み具合。
今まであまりイベント時に朝食ビュッフェに来たことがなかったので迂闊でした…。
今回はお誘いを受けて、8時にロビーで待ち合わせをしていました。よって、ビュッフェ会場に来たのは8時過ぎ。
こんな状況なら、せめて開場時間の6時から来たかった…。(同席者に合わせないわけにもいかないし、今回は仕方ないけど)
イベントで朝食会場が混むのは地元民の都合で、ご宿泊中の方々には少々迷惑なことだと思います。こういった日は早起きして一番乗りくらいの勢いでレストランへ向かうほうが無難かもしれません。
祝祭日カレンダーをチェック
祝祭日は、ホテルで食事をしようと考える地元の人が多くなると考えられます。
父の日・母の日などに比べると、カトリックの祝祭日はそうでもないかもしれませんが、「休みだし、ホテルで朝食でも」と考える人が平日に比べると多いのは確かです。
ご自身の滞在中にホテルのレストランが混む日があるかどうか気になるなら、祝祭日カレンダーをチェックしておきましょう。
祝祭日の一覧はこちらです。
※2019年版は近日中に追加予定。
母の日・父の日は祝日扱いではないので、祝祭日一覧には載っていませんが、何かと混雑が予想されます。
ポリネシアでの母の日は、基本的には毎年5月の最後の日曜日です。ただし、カトリックの移動祝祭日である Pentecôte(聖霊降臨祭)と重なる年は、母の日が6月の第1日曜に持ち越されます。
父の日はポリネシアも日本と同じで、6月の第3日曜日です。
ビュッフェ
ビュッフェコーナーの写真は、ダンスショー終了後、ほとんどの人が朝食を終えて料理が撤収される少し前に撮影してきました。
本当にこの日は人でごった返していたので、ピーク時には撮影なんてできる状況ではなく…。
そういったわけで、美しい写真とは言えないですが、参考までに載せておきます。
サラダコーナー ↓
照明が暗い上に、飾りの葉っぱがワサワサしすぎて見にくい(汗)
各種マカロニサラダやクスクスのサラダなどと共に、ポワッソン・クリュも数種類ありました。
通常のタヒチ風ポワッソン・クリュは、お刺身をココナッツミルクなどで和えてあるものです。
ときどき taioro(タイオロ)というもので和えてあるポワッソン・クリュもあるので、表示をよく確認しましょう。
タイオロは、削ったココナッツを海水やエビの頭などと混ぜて発酵させたもの。少しクセのある味なので好き嫌いが分かれると思います。
miti hue(ミチフエ)という、見た目はココナッツミルクそっくりの調味料が添えてある場合もあります。こちらもタイオロと同じように発酵させたものなので、クセがあります。
ヨーグルトなど ↓
ヨーグルト(手前)、フルーツ(左奥)、ハムやチーズ(右奥)
フルーツコーナー ↓
洋ナシ(生とシロップ漬け)、黄桃(シロップ漬け)、フレッシュなパパイヤ、オレンジ、グレープフルーツ、スイカなどがありました。
ヴィエノワズリー ↓
定番のパン・オ・ショコラ(チョコレートデニッシュ)、パン・オ・レザン(レーズンとカスタードのデニッシュ)、クロワッサンなど、全てミニサイズ。
マフィンやフィリフィリ(タヒチの揚げパン)もありました。
この隣には、たくさんの種類のジャムとシリアルが3種ほど。
ローストポークなど ↓
左が Pua'a rôti(ロースト・ポーク)、右が Pied de porc(豚足)。
ベーコン・卵料理など ↓
朝食の定番、ベーコン、ソーセージ、スクランブルエッグなど。
撮影時にはもうほとんど残っていなかったのですが、この日は父の日だったからか、他にもメインディッシュ的な特別料理もたくさんありました。
デザート その1 ↓
子どもに大人気のマシュマロ+チョコレート・ファウンテン。横にチョコ掛けのドーナツも置いてありました。甘々な一角。
デザート その2 ↓
こちらのホテルのデザートはレベルが高いので、いつもビュッフェではデザートを特に楽しみにしています。
2018年4月に "meilleur pâtissier de Polynésie" という、ポリネシアで一番のパティシエを決定するコンテストが開催されました。
そのコンテストで見事1位に輝いたパティシエさんは、インターコンチネンタル・タヒチ所属です。
今回はデザートの品目が少なくて残念でした(朝食なので当然ですが)。ディナービュッフェを利用する方は、デザートのためにお腹に余裕を残しておかれることをお勧めします。
実際にいただいたもの
豚ハム、七面鳥ハム、サーモン入りのペンネサラダ、ポワッソン・クリュ。
パンケーキ、ポテト2種、マフィン。
ヨーグルト(メープルシロップ追加)、パパイヤ、ローストポーク、タルト2種。
デザートを取りに行ったのに、できたてのローストポークに出くわしたので、思わず取ってきちゃいました。予想外に美味しかったので、得した気分♪
フロマージュ・ブランだと思って取ってきたものが、ヨーグルトだったのでちょっとガッカリ。(何も表示されていなかったので、見た目では判断できず)
ちなみに、フロマージュ・ブラン(fromage blanc)とは、乳酸凝固により得られるフレッシュチーズの一種です。見た目はヨーグルトにそっくりですが、ヨーグルトより酸味が少なく、なめらかで濃厚な口当たり。
この日のパパイヤは、完熟でとても美味でした。
画像を見てお分かりになるかもしれませんが、今回は長蛇の列に並ぶのが嫌であまり大したものを食べていません…。
食べ物で元は取れなかったかもしれないけど、ダンスショーを見に行ったということにしておこう…。
まとめ
今回は招待してもらったので、朝食料金がいくらだったのかわかりません。おごってくれた人に聞くわけにもいかず、ホテルも公式サイトやフェイスブックで告知していなかったので…。
今回は特別メニューでダンスショーまであったので、通常より高いことだけは確かでしょう。
観光でタヒチ島に来られる方は、ほとんどの場合、朝食込みの宿泊プランだと思います。
別途朝食料金を支払うこともないと思うので、朝食価格が上下することに関しては気にならないでしょう。
特別メニューになる日はラッキーと思える半面、混雑することが予想されますので、いつもより早起きして朝食に向かいましょう。
次回はダンスショーの様子をお届けします。
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