タヒチでひとりごと

タヒチ在住者による現地情報をお届け。

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ピッツェリア「Pizzeria de Taunoa」と揚げ春巻【タヒチ島】

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B級グルメのカテゴリーをご覧になればおわかりになると思うのですが、我が家はかなり頻繁にピザを食べます。

まず「基本的に週1回はピザの日」と制定されています(たいてい週末)。最近はピザ屋さんの比較に夢中になっていたので、週に2回ピザを食べていたこともありました。

そんな状況の中、我が家で一番のグルメである娘が「もうピザ飽きた~!」とストライキを起こしました…。

確かに私もちょっと飽きてきていたので、何が食べたいの?と聞くと「Les nems !(揚げ春巻!)」と即答。

そして、ピザマニアの相方は依然「ピザの日にはピザを食べる」と譲らない…。

我が家はあまり自宅で揚げ物をしないので、揚げ春巻はもっぱら中華料理店のテイクアウトを利用します。ピザの配達を待ちながら自宅で春巻を揚げるというのは無理(道具も材料もない)。

というわけで、週1のピザの日にピザと春巻の両方を調達するというミッションが課せられたのでした。


今回利用したピッツェリア

最初はいつも注文するピッツェリア、Croq'in のつもりでした。春巻を買いに行くついでに取りに行けば宅配料も節約できるし…ということで。

しかし春巻を買うお店と Croq'in の位置関係がちょっと微妙。どちらを先に買いに行くべきか、待ち時間の間に冷めると良くないのはどっちか…というようなことを考えるとあまり効率が良くありません。

そこで、今回はいつも春巻を買うお店のすぐそばにある「Pizzeria de Taunoa」さんを利用することにしました。


お店の詳細

パペーテの Taunoa という地区にあります。


↓ 場所・電話番号等の詳細はこちら ↓

www.facebook.com



営業時間

火曜ー日曜:17時~21時


配達について

配達が利用できるのはカルフール・Arue店から To'ata 広場まで。料金は一律400フラン。


今回注文したピザ

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Texas の大サイズ 1700フラン

こちらのピッツェリアでは、サイズは大(直径 36cm)と小(直径 26cm)から選べます。

Texas のトッピング:トマトソース、チーズ、照り焼きチキン、マッシュルーム、玉ねぎ、オリーブ

いつも利用する Croq'in ではチキンのピザがないので、他のピッツェリアを利用する時はどうしてもチキンを選択してしまいます。

メニュー表には照り焼きチキンと書いてありますが、実際に食べてみると厳密には違うような…。どうも燻製の味(香り?)がするのです。単にチキンを刻んでトッピングし、照り焼きソースを渦巻き状にピザにかけていると思われます。

正確に言うと、スモークチキンがのっている照り焼き味のピザ

タヒチ人はそんな細かいことは気にしないのでしょうけど…。でも日本人としては「ちょっと違~う」とツッコミを入れたくなります。(まずくはないので別に良いのですが)

そして、こちらのピッツェリアの最大の特徴は生地がクリスピーであること。

薄いピザ生地を売りにするピッツェリアはタヒチにも結構あるのですが、ふにゃっと柔らかい場合が多いです。でもこちらのピッツェリアの生地は縁がカリカリ。中心部も薄い割にはしっかりしていて手に持って食べやすい。

一部の人に絶大な人気を誇る理由がわかりました。クリスピー生地が好きな人にはおすすめです。


揚げ春巻について

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複数本買うと、ちゃんと彩りを添えるレタスを敷いてくれる

今までいろんな中華料理店で揚げ春巻を買ってみましたが、最近は Restaurant Lithos で買うことが多いです。

理由は安いのに他のお店のものに比べても遜色がないから。

場所は、Pizzeria de Taunoa の並びにあるそうです。(私自身は行ったことがないので伝聞で申し訳ないですが、本当にすぐそばなのだそうです)

ネット上に全くこのお店に関する情報がないので、電話番号すら不明。

全般的に中華料理店は調理時間が短いので、電話で事前注文せずにフラッと買いに行くのが普通。電話番号がわからなくてもあまり困ることがないのです。

毎年1月か2月頃に1か月間ほどバカンスで閉店しますが、それを避ければ問題なし。

スーパーなどで揚げ春巻はだいたい1本150フランで売られていることが多いです。そして中身は95%以上が春雨…。申し訳程度にニンジンがチラホラ見えるものの、肉がほとんど見当たらない…。

中華料理店で買うと、高いところは1本200フランすることもあります。

こちら Restaurant Lithos の春巻きは1本120フランでちゃんと肉が入っているというコスパの良さ。持ち帰り用の容器も無料で、ソースまで付くという気前の良さ。

春巻自体にかなりしっかり味付けされているので、私はソースなしで食べますが。(個人的にはナンプラーのにおいがやや苦手というのも、ソースはいらないと思う理由)

パサついた食感を嫌うタヒチアンには何でもソースを付けておくほうが無難なので、タヒチの中華料理店では春巻にソースは必須なのかもしれません。


まとめ

娘は自分でリクエストしただけあって、ピザには見向きもせず春巻ばっかり食べていました。

結構ボリュームのある春巻なのに2本くらいペロっと平らげます…。小さな体のどこにそんなに入るのやら。よっぽどピザには飽き飽きしていたみたいです。

ピザだけでなく中華の点心も大好きな相方さんは、以前から「中華も一緒に買えるピッツェリアってないのかな~?サイドメニューとかで用意してくれたらいいのに…」と言っていました。

今回は1軒のお店でそれを実現したわけではないですが、ピザと中華の両方を調達したい時は Taunoa 地区ということになりそうです。