お土産探しは、現地で偶然良いものに出会えればラッキー。
でも、なかなかピンとくるものに出会えない…ということも考えられます。
旅行に発つ前に下調べをしておいて、「他にいいものが見つからなかったら、これを買おう」と念のための目星をつけておくと、帰国前に慌てずに済みます。
そして、旅行中に効率よくお買い物を進めるために、「限定モノ」やその国の特産物を利用した商品の情報を大まかにでもいいので把握しておくと良いですよ。
今回ご紹介するのは、有名な紅茶メーカーのトワイニング(Twinings)社がニュージーランド限定で販売している紅茶です。
ニュージーランドの旧宗主国は、紅茶の国・イギリス。
その流れをくむニュージーランドで、しかも他の国では手に入らない紅茶があるなら、お土産にはピッタリ♪
軽くて日持ちするという点でも、お土産としてお勧めできる品です。
New Zealand Breakfast
紅茶の伝統的なブレンドとして、イングリッシュ・ブレックファスト・ティー(English breakfast tea)があります。これは、そのニュージーランド版というわけです。
「ニュージーランドで朝食の定番として飲まれる紅茶」をイメージしているといった感じでしょうか。
パッケージには、ニュージーランドの山(マウントクック)とニュージーランドの鳥(トゥイ)が描かれています。
見た目まで、お土産向きな仕様♪
内容量
購入したお店には2種類のサイズがありました。ティーバッグ20個入りと、80個入り。
今回は自宅用に買って帰りたかったので、迷わず割安な大きいほうにしました。
小さいほうはかさばらないし、お土産として人に渡すのにも程よい量だと思います。
価格
20個入りは、3.29 ニュージーランド・ドル(2018年7月のレートで、約250円)。
80個入りは、10.49 ニュージーランド・ドル(同 約790円)でした。
お店によって多少違ってくると思うので、ご参考までに。
購入可能な場所
今回購入した場所は、オークランドのウェストフィールド セント ルークス ショッピング センター(Westfield St Lukes Shopping Centre)内にある、カウントダウン(Countdown)というスーパーマーケットです。
お土産好適品として発売されたものではなく、あくまで地元民用の普通の食品という位置づけなので、大型スーパーであれば、たいてい置いてあるようです。
(Countdown 以外にも、PAK'nSAVE や New World など…)
ニュージーランド国内においては全く「レアもの」ではありません。スーパーの紅茶売り場に行けば、いとも簡単に見つかります。
持ち帰ってみてわかったこと
箱潰れ注意
壊れ物でもなく、とても軽いので、スーツケースに入れて持ち帰りやすい商品ではありますが、他の荷物の重みで箱がつぶれやすいです。
箱がつぶれても中身に支障はありませんが、目上の人へのお土産なら見た目が悪くなるのを極力防ぎたいものです。
帰国のための荷造りをする際は、なるべく箱がつぶれないように保護する気配りが必要かもしれません。
個包装ではない
実際に買ってみたからわかったことなのですが、ビックリしました…ティーバッグが個包装ではないということに!
80個入りは、40個×2袋になっていました。
20個入りは購入していないので正確にはわからないのですが、20個が1袋にまとめて入っているのではないかと推測されます。
2つのティーバッグがくっついていて、ミシン目で切り離せるようになっています。そして、紐がついていません。(麦茶のティーバッグみたい…)
個人的には、こういうの ↓ を想像していたので…。
ニュージーランドの一般家庭で「普段使いの紅茶」を想定しているから、こんな包装の仕方なのかなと思いました。
どちらかというと「お徳用」な感じであって、高級感はありません。
というわけで、中身は贈答向けの雰囲気ではないということを、一応念頭に置いておきましょう。
イギリスでは、個包装なしのティーバッグを直に大袋に詰めて売っていたりするので、海外では結構普通の状態なのかもしれません。
飲んでみた感想
味の方はどうかと言うと、これが結構美味しいのです。
いつも飲んでいるトワイニングのイングリッシュブレックファーストに比べると、渋みが少ないように感じました。
紅茶の渋みが苦手とか、普段あまり紅茶は飲まないという人にも飲みやすいのではないかと思います。
たまたまニュージーランドからタヒチに戻ってきた直後に、カトリックの司祭さまに自宅に来てもらう機会がありました。
話の種にもなるだろうと思い、持ち帰ったばかりのニュージーランドブレックファーストをお出ししたのですが、銘柄まで尋ねられるほど好評で (#^^#)
その場にいた複数の人が「飲みやすいお茶だね~」と好意的な評価をしていました。
最初は「出されたお茶をまずいと言うわけがないし、お世辞かな~」と思っていたのですが、司祭さまはお茶のおかわりもしてくださり、本当に気に入ってもらえた様子でした。
普段さほど飲み物にこだわるタイプではない相方さんも、「これは、確かに美味しい」とつぶやいていたし、意外と万人受けしそうです。
調べてみたら、どうやらニュージーランドで紅茶のブレンドを公募して、優勝したブレンドを商品化したのだそうです。
(商品化するにあたって、トワイニングの専門家と共に微調整したというのだから、なるほど美味しいはずだ☆)
発売当時のニュース記事(英語) ↓
New Zealand Earl Grey もあり
ニュージーランド国内限定品の第2弾として、ニュージーランドアールグレイも販売されているらしいです。
残念ながら、私が立ち寄ったスーパーでは見当たりませんでした。
ニュージーランドブレックファーストに比べると、やや入手困難な感じがします。
トワイニング社の公式ページ内でも詳細が見当たらなかったので、スーパーマーケットのカウントダウンより ↓
「限定」という言葉に弱い私としては、非常に気になる商品です (^^ゞ
次回ニュージーランドへ行った際にまた探してみたいと思います!
まとめ
紅茶は軽くて持ち帰りやすいので、お土産としてはイチオシです。
リーフティ(ティーバッグになっていない茶葉)の場合は、よっぽど紅茶好きな人を除いて「もらったはいいけど、飲むの面倒だな…」と敬遠されがち。
その点、ティーバッグは、普段紅茶を飲む習慣のない人にも「せっかくだから、飲んでみようかな」と受け入れてもらいやすいと思います。
また近々、家族がニュージーランドに行く機会があるみたいなので、お土産はニュージーランドブレックファーストをお願いするつもりです。
お手頃価格な上に、スーパーで気軽に買える商品なので「ニュージーランドのお土産は何がいい?」と聞かれた時にもリクエストしやすいです。
職場へのお土産に頭を悩ませているなら、給湯室に「ご自由にどうぞ」と置いておくのも良いかも?
タヒチでも、こういった限定商品を出してくれないかな~と切実に願っています。
日本人は限定モノを好むという傾向があるそうなので、有名メーカーの販売国限定品は喜んでもらえる確率が高いと思います。