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タヒチ語の「数字」まとめ

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ある日、子どもが学校で習ったタヒチ語を披露してくれました。テーマは「数字」。1から10くらいまでかな~?と思って聞いていたら10以降もスラスラと…。やっぱり子どもって語学の天才。覚えるのが早いです。

あらら~私は1から10すら覚えていないのに…となりまして、せめて数字くらいは勉強してみようかな?と思い立ちました。

というわけで、タヒチ語での数字表現を学びましょう。

※注意※
【  】内は「私にはこう聞こえる」的な発音です。あくまでもご参考程度に。やはりカタカナ表記には限界があって正確な発音を再現するには無理がありますので、その点においてもご了承ください。


1~10

どんな言語でもそうだと思いますが、1~10は覚えるしかないです。11以降の数字を構成するための基礎にもなります。

1 = hō'ē 【ホエ】

2 = piti 【ピティ】

3 = toru 【トル】

4 = maha 【マハ】

5 = pae 【パエ】

6 = ono 【オノ】

7 = hitu 【ヒトゥ】

8 = va'u 【ヴァウ】

9 = iva 【イヴァ】

10 = 'ahuru 【アフル】

11~20

1~10を使って構成していきます。その際、一の位と十の位の間に mā という接続語が入ります。

11 = 'ahuru hō'ē 【アフル・マー・ホエ】

12 = 'ahuru piti 【アフル・マー・ピティ】

13 = 'ahuru toru 【アフル・マー・トル】

14 = 'ahuru maha 【アフル・マー・マハ】

15 = 'ahuru pae 【アフル・マー・パエ】

16 = 'ahuru ono 【アフル・マー・オノ】

17 = 'ahuru hitu 【アフル・マー・ヒトゥ】

18 = 'ahuru va'u 【アフル・マー・ヴァウ】

19 = 'ahuru iva 【アフル・マー・イヴァ】

20 = piti 'ahuru 【ピティ・アフル】

21~99まで

21~99も同様に展開していきます。mā でつなぐのも同じです。

21 = piti 'ahuru hō'ē 【ピティ・アフル・マー・ホエ】

22 = piti 'ahuru piti 【ピティ・アフル・マー・ピティ】

23 = piti 'ahuru toru 【ピティ・アフル・マー・トル】

...

30 = toru 'ahuru 【トル・アフル】

40 = maha 'ahuru 【マハ・アフル】

50 = pae 'ahuru 【パエ・アフル】

60 = ono 'ahuru 【オノ・アフル】

70 = hitu 'ahuru 【ヒトゥ・アフル】

80 = va'u 'ahuru 【ヴァウ・アフル】

90 = iva 'ahuru 【イヴァ・アフル】

100

100 = hānere 【ハーネレ】


100以降の端数も同様です。例えば…

101 = hānere hō'ē 【ハーネレ・マー・ホエ】 ※一の位の前に mā が必要。

153 = hānere pae ’ahuru mā toru 【ハーネレ・パエ・アフル・マー・トル】

200 = piti hānere 【ピティ・ハーネレ】 など

千、1万、10万

1 000 = tauatini 【タウアティニ】

tauatini は、正確な1000という数を表すだけでなく、「たくさんの」という意味合いで使われることもあります。


1 001 = tauatini hō'ē 【タウアティニ・マー・ホエ】 ※一の位の前に mā が必要。

10 000 = ’ahuru tauatini 【アフル・タウアティニ】

20 000 = piti ’ahuru tauatini 【ピティ・アフル・タウアティニ】

100 000 = hānere tauatini 【ハーネレ・タウアティニ】

1万や10万の表し方は英語やフランス語などと同じ。「1万」という言葉を作らずに1 000が10個、1 000が100個と表現します。

100万、1000万、1億

1 000 000 = mirioni 【ミリオニ】

10 000 000 = ’ahuru mirioni 【アフル・ミリオニ】

100 000 000 = hānere mirioni 【ハーネレ・ミリオニ】

10億、100億、1兆

1 000 000 000 = mīria 【ミーリア】

10 000 000 000 = ’ahuru mīria 【アフル・ミーリア】

100 000 000 000 = hānere mīria 【ハーネレ・ミーリア】

0(零)の表し方

0 = aore 【アオレ】

aore は数字のゼロを表す以外に、「空っぽの」というような意味を持っています。英語では empty 、フランス語では vide にあたる言葉のようです。

まとめ

自宅にあるタヒチ語の本、タヒチ語の数字に関して書かれたフランス語のサイト、Académie Tahitienneの公式サイトを行ったり来たりしながらまとめてみました。

1兆より大きな桁に関してはAcadémie Tahitienneでも記載がありませんでしたので、このへんでストップしておきます。(タヒチ語で10兆の表し方なんて需要もあまりないと思いますし…)

しくみは理解できたので、あとは基本の数字を丸暗記しなくては…。記事としてまとめながらも1~10ですら完全に暗記できていない自分が情けない…。スポンジのように何でもスッと吸収する子どもの脳みそが羨ましいこの頃です。