前回ご紹介した公園も、あまり観光で訪れる人向けではありませんでした。
今回取り上げるのは、さらに地元民向けの場所です!(こんな所ばっかり訪れる私達…)
名前すら知らない小さな公園だったので、地図上で記憶を頼りに調べてみました。
プレイグラウンド自体はそんなに規模が大きくないので、1~2時間でサクッと遊べる公園という感じでしょうか。
大人の買い物に付き合わせてしまって、子どもが退屈しているという場合なんかに、思いっきり体を動かしてもらうのにはうってつけの場所です。
所在地
Gribblehirst Park
Sandringham, Auckland 1025, New-Zealand
セント・ルークス (St Lukes) というショッピング・モールの近くです。
プレイグラウンド
ウッドチップが敷き詰められたフカフカの遊び場。
基本的に乳・幼児向けの遊具が多いように思います。
画像右手奥にある階段をのぼっていくと、さらにプレイグラウンドがあります(こちらは、小学生くらいまで楽しめるかも)。
敷地全体は広大なようですが、プレイグラウンド部分だけを評すると、小ぢんまりとした公園という印象です。
フライング・フォックス
この公園に足を運ぶ最大の理由は、フライング・フォックスができること。
すべり台やブランコ、ジャングルジムなどは、どの公園にもありますが、これは割と珍しいアクティビティだと思います。
フライング・フォックスとは?
フライング・フォックス (flying fox) とは、本来コウモリの一種を指す言葉のようです。
ここでは高低差のある2地点に滑車のついたワイヤーを張って、その滑車にぶらさがって一気に下るアクティビティを指します。
山間部に設置された本格的なフライング・フォックスはスポーツに近く、ハーネスを着用して行います。
しかし、この公園のものは高低差も緩やかな「遊具」レベルなので、ハーネスのようなものは使いません。
遊び方
ワイヤーにぶら下がっている滑車が坂の下(ゴール地点)のほうにある場合は、まず坂の上(スタート地点)まで移動させます。
スタート地点で滑車にまたがります。(黒い円盤状の部分に座る感じで)
そのまま重力に任せてゴール地点まで滑り降ります。
最後は古タイヤでできたストッパーのおかげで、ワイヤーを固定している柱にぶつかることなく止まることができます。
あくまで無料で使える遊具ですから、ケガなどに十分注意して自己責任で楽しむ必要があります。
ハーネスなどで固定しているわけではないので、小さなお子様は特に、転落しないように気をつけなければなりません。
まとめ
プレイグラウンドとフライング・フォックス以外に、敷地内には芝生でおおわれた広いスペースがあるので、ボールなどを持参するともっと楽しめるかもしれません。
この公園のフライング・フォックスは本格的ではないものの、子ども向けには十分。
タヒチにはないアクティビティなので、ウチの子は「ニュージーランド=フライング・フォックスの公園」くらいの勢いで毎回楽しみにしています。そのため、オークランドに来ると、この公園をハズすわけにはいきません。
わざわざ行くほどの場所ではないですが、お子様連れで近くを通りかかる機会があったら、ぜひ。
ショッピング・モールでのお買い物の帰りにでも寄ってみてください。