タヒチでひとりごと

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カフェ「チョコレートブラウン」は、雰囲気も味も◎【ニュージーランド】

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前回はチョコレート専門店「チョコレートブラウン」をご紹介しました。今回は併設のカフェについてです。

チョコレートを買いに寄ったらちょうどお昼時。ファーストフードを除けば他に目ぼしい飲食店が周辺に見当たらず、こちらでランチも済ませていくことにしました。

なりゆきで食事することになったわけですが、予想外に美味しかったので、チョコレートだけでなくカフェテリアのほうもご紹介したいと思います。

カフェテリアの基本情報

公式サイト

www.chocolatebrown.co.nz



所在地

6 Mill Lane, Warkworth New Zealand
TEL : (09) 4222 677

チョコレートのお店とカフェは別々に入り口があります。そして中で扉1枚を挟んでつながっていて、行き来することができます。


営業時間

チョコレート売り場とカフェテリアは微妙に営業時間が異なるので注意が必要です。

お店に掲示されていた営業時間は次の通り。

月曜ー金曜:7時~16時
土曜・日曜:8時~16時
   祝日:8時~16時
Anzac Day:5時30分~15時

公式サイトによると、カフェテリア部門は木曜・金曜・土曜の16時~22時 (ラストオーダー:21時)も営業しているとのこと。祝日は追加料金15%加算、Christmas & Boxing Dayは休業という記載もありました。


お店の雰囲気

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コンセプトはスタイリッシュ・カジュアル

お店に入ったとたん、全体の雰囲気がとっても気に入りました。


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座席も落ち着いた感じで居心地が良いです。

ついつい長居したくなります。この後、観光する予定があったのであまりゆっくりできなかったのが心残り。その分また行きたいな~と思います。


注文したもの

サーモンのキッシュ

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家で作るとあまり上手くいかないことが多いので、外食時によくキッシュを選びます。美味しそうな高さを出すのが難しいんだな…。添えてあるサラダは、いかにも体に良さそうな組み合わせのもので(子どもには不評でしたが)私はとても気に入りました。


クロワッサンのサンドイッチ

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こちらは子ども用に注文したもの。確か中身はハムとチーズで、かなり大きかったです。パニーニを焼く機械で温めてくれたので香ばしい。


トルティーヤ

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これは相方さんが注文したもので私は食べておらず、中に何が入っていたのか忘れてしまいました…。

ホントに当初はカフェテリアのほうを紹介する予定ではなかったので、あまり気合を入れて観察していなかったのです(汗)たぶんお肉系…。でも美味しかったのは確かみたい。


専門店のチョコ・シェイク?

子ども用にチョコレートのシェイクを注文しました。チョコレート専門店直営のカフェだからと期待していたのですが、シェイクに関しては期待外れ…。あまり美味しくないと不評でした。6ドルもしたのになぁ…。


テイクアウトしたもの

憧れのセイボリー・スコーン

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確か価格は4.20ドルくらいだったと思う。

スコーンが好きでイギリス菓子のレシピ本を持っているのですが、その中にセイボリー・スコーンというものが紹介されていました。甘くないお食事系のスコーンで、チーズやハーブが入っていることが多いようです。

レシピを見ながらいつかは作ってみたいと思ってはいたものの、本物を食べたことがないので自分で作っても良い出来なのかわからないなぁ…お店のセイボリー・スコーンを1度たべてみたいなぁ、とずっと思っていたのです。

レジの脇に置いてあって気になりましたが、とりあえずその場で食べる食事だけ注文して席につきました。そして食事が美味しかったので「是非このお店のセイボリー・スコーンが食べてみたい!」とテイクアウトすることにしたのです。

この時はもうお腹いっぱいだったので、翌朝にオーブンで温め直して食べてみました。ホロホロとした生地に野菜やハーブが練りこまれていて、上にたくさんの雑穀が乗っています。想像した通り美味しくて、こちらのお店で買って正解だったなと思いました。

かなりボリュームがあるのでお値段にも納得です。

これで本物のセイボリー・スコーンが何たるかを知ることができたので、次回から自分で作る時の参考にできそうで嬉しい。


アンザック・クッキーは避けて!

セイボリースコーンの手前にアンザック・クッキーが置いてありました。4月25日のANZAC Dayを前に季節もののお菓子かな?と思って見ていました。きっと通年置いている商品ではないのだと思います。

調べてみると、アンザック・デーは、第一次世界大戦で勇敢に戦ったオーストラリア・ニュージーランド軍団(ANZAC)の兵たちと、当時国の為に尽力した人々のために追悼を行う日とのことです。

アンザック―デーやアンザック・クッキーに関しての知識はほとんどありませんでした。何となく「オセアニア特有のものだな~」くらいの認識で。ただ、クッキーは食べたことがないし、せっかくニュージーランドに居るのだから食べてみようかな~とふと思ったのです。

でもクッキーが入っている大きな瓶には3.50ニュージーランド・ドルと表示されています。(2018年4月中旬現在のレートで約272円)

さほど大きくない(直径8センチ?くらいの)薄いクッキーが?もしかして複数枚セットの価格?いやいや、そうならそうと書いてあるはず。

1枚3.50ドルは高すぎる!と思ってストップをかけようと思ったらもう遅かった…。アンザック・クッキーも買おうかな~という迷い中の私の言葉を聞いて、相方さんがもう買ってくれていました _| ̄|○

食べてみたら見た目通り、単なるオートミールのねっとりした食感のクッキー。後でレシピを検索してみても、高価な材料を使っているとは思えない…。なぜこんなに高いの?季節ものだから??

やっぱりスーパーで買えばよかったと後悔してしまいました。次からは、こういったカフェでは買わないようにしよう…。


まとめ

全体的に質の良い食事や飲み物を提供してくれる優秀なカフェです。雰囲気も良くて、近くに住んでいたら常連になってしまいそう。

ただ、一部の商品が思いのほか美味しくなかったり(=チョコレート・シェイク)、異様に高かったり(=アンザック・クッキー)するので、全てをお勧めできるわけではないのがちょっと残念。この辺の微妙なメニューだけは避けてください…。

普通のお食事メニューとコーヒー・紅茶類を頼む分には全く問題ないと思います。

こちらのカフェは価格の面から見ると、ファーストフードと大差ない値段でもっと健康的な食事がいただけるので、コスパは非常に良いと思います。(ニュージーランドではファーストフードで食事しても意外と高くつく印象を持ったので)

午前中にワークワースの町を回って、午後からシープワールドに行くという予定を立てた場合、こちらでランチにするのも悪くないプランだと思います。総合的にはオススメのカフェです。