何やら怪しげなタイトルで始まりましたが、タヒチを訪れたらコレを試してみて!というご当地モノの1つをご紹介します。
地酒・地ビールならぬ、地コーラ!
これまで長らくコカ・コーラ社製品がタヒチのソフトドリンク市場でかなりのシェアを占めていて、ほぼ独り勝ち状態でした。
そこに来て2016年3月、100%タヒチ産を謳う「Tahitian Cola」が発売されたのです。
後味にふわっと現れるバニラ風味
このTahitian Colaの一番の特徴は原料にタヒチ産のバニラを使用している点です。
世界各地で生産されているバニラの中でもポリネシアで生産されたバニラは高級品として取引されるそうなので、何だか贅沢な感じがしますね。
どこで買えるの? 価格は?
発売当初はコカ・コーラ社製品を輸入販売している企業の圧力があったのか、新商品にも関わらずスーパーや小売店のソフトドリンク売り場の隅にかなり控えめに陳列されていたり、取扱自体がなかったり…。
しかし発売から1年半以上が経過し、売り場面積が徐々に拡大している印象です。以前よりもずいぶん入手しやすくなりました。
現在はタヒチ島内であればスーパーマーケットや食料品を扱う小売店のソフトドリンク売り場に大抵置いてあります。
価格はお店によって多少の違いはあると思いますが、私が購入した時は500mlのペットボトルで150フランでした。コカ・コーラよりも若干安い価格設定のようです。
実際のお味は?
結論から言うと、私はあまりバニラを感じませんでした。言われてみればそうかな?程度。
バニラ入りという予備知識なしに飲んでいたら気づかなかったかも。(でも炭酸飲料として普通に美味しい)
家族はみんな 「全然違う!!」というので個人差だと思います。
ちなみに私は普段、炭酸飲料をあまり飲みません。
比較対象としてのコカ・コーラの味を鮮明に記憶しているわけではないのでそのせいだと思われます。(もしくは単に味覚が人より鈍いのか…)
コカ・コーラやペプシコーラなどを普段からよく飲むという方にはハッキリ違いが感じられるのかもしれません。
炭酸飲料を普段はあまり飲まないという方でしたら、Tahitian Colaとコカ・コーラを両方買ってみて飲み比べしてみるのも面白いかもしれませんね。
まとめ
姉妹品としてTahitian Orange, Tahitian Lime, Tahitian Redもあります。
Tahitian Orangeはファンタ・オレンジを、Tahitian Limeはスプライトを、そしてTahitian RedはBig Redという製品をそれぞれ意識した商品らしいです。
これらの姉妹品はタヒチで生産されているという点以外はタヒチらしさがあまり感じられない商品なのでご当地モノを楽しみたいという方にはTahitian Colaをお勧めします。
コーラの中のバニラを是非ご自身の舌で探してみてください。
Tahitian Colaは完全に地元民をターゲットにしている商品コンセプトから今後も国外に輸出される可能性は低いのではないかとみています。
タヒチを訪れる機会があれば土産話の1つとして滞在中に一度味わってみてはいかがでしょう。