タヒチでひとりごと

タヒチ在住者による現地情報をお届け。

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日本のシュークリームが買えるお店「ミル・デリス」【タヒチ島】

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日本のショッピングセンターなどでよく見かける Beard Papa's (ビアードパパ)のシュークリーム。

世界中に幅広く出店していますが、タヒチ島にまで進出しているということをご存知の方は少ないのではないでしょうか。(タヒチ在住日本人の方々には有名だと思いますが…)

物価の高いタヒチで、日本クオリティーのシュークリームをリーズナブルな価格で買えるお店。

その秘密は、直営店ではない分、地元のお店が本業の傍らシュークリームを売っているというスタイルからきているのでしょう。

「日本のシュークリーム」を売りにしながらガッツリ系の食事もできる、ちょっと変わったレストランです。


基本情報

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主要道路側から見た外観

日本のビアードパパとフランチャイズ契約をしているのは、Punaauia(プナアウイア)市にある「Mil' Délices(ミル・デリス)」というお店です。

ビアードパパのシュークリームは、2008年10月から販売開始。


公式サイト

https://www.facebook.com/MilDelicespunaauia/



所在地


Punavai(プナヴァイ)の円形交差点のすぐ脇にあります。(山側)

シュークリームの写真を掲載した大きな看板が出ているので、わかりやすいと思います。


電話番号

40 50 58 58


営業時間

5時30分~18時


タヒチでは数少ない「土日でも夕方まで開いているお店」のひとつ。

基本的に、定休日はありません。(祝日の営業については、その都度公式 Facebook で確認したほうがよさそうです)


シュークリームについて

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入り口の看板

店舗入り口の看板にビアードパパのロゴが入っているのですが、ほとんど見えません。

相方さんは「フランチャイズ契約を更新しなくなって、意図的にロゴを消したのでは?」と言っていましたが…

お店に入ると、思いっきりビアードパパでした。

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入り口の看板は、単にタヒチの強い日差しにさらされて色あせただけのようです (;^_^A

ビアードパパのシュークリームが健在とわかって、ホッとしました。


驚きの価格

日本のビアードパパのようなシュークリームのバリエーションはありません。

こちら「ミル・デリス」では、基本的にスタンダードシュー(定番のパイシュー)のみです。

驚くべきは、その価格。

6個で1000フラン(2018年7月のレートで、約1095円)。1個当たりで換算すると約183円です。

ビアードパパの公式サイトによると、同じパイシュークリームの日本での価格は160円(2018年7月現在)。

こうして調べる前に、タヒチの価格が「なんか安いなぁ」と感じていたのですが、発祥地・日本と大差ない価格だからですね。


今年の4月にニュージーランドへ行った際、ショッピングセンター内でビアードパパのシュークリームを見かけました。価格は、確か4ドル…。日本円に換算すると、約300円!

「ドリンク付きとかじゃなくて、シュークリーム単品で!?」と、二度見したのを覚えています。

普通なら「まぁ、海外で日本のシュークリームが食べられるんだし…」と割高なことに納得してしまいがち。

でも、タヒチの住民としては、「物価の高いタヒチよりも高い価格設定だなんて…」と驚愕してしまったわけです。

その違いは、きっと「ミル・デリス」がシュークリーム専売のお店ではなく、レストランの一角で他の商品と一緒に売って経費を抑えているから。

対するニュージーランドでは、日本のビアードパパに近い業務形態です。シュークリームを主に売っていることや(バリエーションも豊富)、ショッピングセンター内の出店費用の高さが割高になる理由だと思います。

余談ですが、「ミル・デリス」では、シュークリーム用の箱が有料です(50フラン=約55円)。でも箱は不要だと言えば、無料でビニール袋に入れてもらえます。贈答品でもない限り、袋で十分でしょう。



タヒチでの評判

「ミル・デリス」がこの価格を長年維持していけるのは、安定した人気を誇っているからでしょう。

タヒチで「ビアードパパ」ブランドを知らない人は多くても、「chou à la crème japonais(日本のシュークリーム)」として親しまれています。

人気が衰えない理由は、タヒチの洋菓子事情によるところも大きいと思います。


タヒチで売られている洋菓子類は、だいたい以下の3つに分類できます。

  1. 庶民的なお店だと価格は安いが田舎臭いもっさりしたお菓子だったりする (;'∀')

  2. ちょっと洒落たパティスリーは、べらぼうに高い (◎_◎;)

  3. スーパーで売られているケーキ類は、価格も品質もその中間(そこそこ高いのに、どこか惜しい出来栄え)(-_-;)


そんな中で、日本クオリティーのシュークリームがリーズナブルな価格で買えるとなると、評判になるのは当然でしょう。

その上、6個単位での販売が基本です。1個単位でも買えますが、価格が200フラン(同 約218円)と割高になるので、大多数の人が6個単位で買います。

(正確に言うと、5個買うと1個無料でついてくるというシステムらしい)

価格を下げる代わりに、たくさん売る戦略が成功しているみたいです。


お味は?

個人的に、日本に帰国してもビアードパパのシュークリームを買って食べる習慣がありません。1回くらいは食べたことがあったような…?程度です。よって、正確に比べるのは難しいのですが…。

「ミル・デリス」のシュークリームは、基本的に日本人の私が食べて普通に美味しいと思えます。(サクサクのシュー生地と口どけの良いカスタード)

ちゃんと注文を受けてから、目の前でシュー生地にクリームを詰めてくれます。

気のせいかもしれませんが、日本のビアードパパのシュークリームよりやや大きいのでは?という印象。

味は正直に言うと、日によって違うことがある、かも…?

というのも、かなり前に食べた時は、割としっかり甘くて普通に美味しいシュークリームでした。

ところが、少し前に食べた時は「砂糖を入れ忘れたか!?」と思うほど、カスタードクリームの甘味が薄かったのです。

タヒチで売られているお菓子は甘ったるいのが多いので、この時の甘味のないバージョンをむしろ美味しくいただきましたが。

(表面に粉糖がかかっているので、究極に甘さ控え目のシュークリームとしてアリなレベルでした)

大きさがまちまち?だったり、味にブレがあったりする "南国仕様" のシュークリーム。でも、タヒチの洋菓子市場においては、割と高く評価できるお店だと思います。

ただし、このお店のシュークリーム以外のスイーツはあまりお勧めしません

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シュークリームは、日本のビアードパパの指導の下に作られているとしても、それ以外のドーナツやマフィン類は「ミル・デリス」のオリジナルでタヒチ品質だからです。(つまり、ちょっともっさり系)

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ドーナツなどは、裸で売り場に出しっぱなし。ショーケースに入っているわけでもありません。(普通にハエが止まっていたするので注意)


お食事系メニューあり

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カフェメニューの他に、ファーストフードやパスタも。

先ほど上にも書きましたが、この「ミル・デリス」は元々レストランです。

テイクアウトできる洋菓子類の他に、ハンバーガーなどのファーストフード、Bento(弁当)と名付けられた盛り合わせなどが提供されています。

テラス席があるので、イートインが可能です。

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普通の料理に加えて、お弁当が9種類。お店のコンセプトは「日本」?

私はいつもシュークリームを買うばかりで、食事はしたことがありません。

メニュー表を見ると、タヒチのレストランにしては親しみやすい価格帯で「今度試しに食べに来てもいいかな」と思いました。

(弁当の内容は、日本人の目から見るとツッコミどころ満載のような気もしますが…)


今回購入したもの

シュークリームについての項目で書いたとおり、このお店のシュークリームはタヒチの洋菓子市場においては貴重な「安くて美味しい」スイーツです。当然、人気があります。

今回訪問したのが、日曜日の17時頃。残念ながら、その日の分は完売でした (T_T)

「シュークリームを買おうね」と子どもたちを連れて買い物帰りに立ち寄ったので、何も買わずに帰るというのも難しく…結局ソフトクリームを買うことに。

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拡大したので不鮮明ですが、panaché タイプのソフトクリーム

ごく普通のソフトクリームで、280フラン(同 約300円)でした。

コーンの底までしっかりクリームが詰まっていて、ずっしりとボリュームあり。ワッフルコーンではないものの、妥当な価格に感じました。

フレーバーは3種類:バニラチョコレートミックス(=バニラとチョコ)があります。

ちなみに、ミックスはフランス語で「Panaché(パナシェ)」と言います。


まとめ

テラス席で子どもたちがソフトクリームを食べ終わるのを待っていると、別の親子連れがやってきました。

どうやら彼らもシュークリームがお目当てのようでしたが売り切れなので、やはりお子さんにはソフトクリームを買ってあげていました。

閉店間際でも客足の途絶えないお店なんだな~とシュークリーム人気を実感。

こちらのお店へは何度も来たことがありますが、売り切れに遭遇したのは今回が初めて。

平日なら閉店間際でもシュークリームを買えるかもしれませんが、週末は早い時間に行ったほうが良さそうです。